2000/07/19 Vol.13 「休日の過ごし方」








陽ざし、ほどほど、のちカンカン

   たっぷりのすいみん

   ぼんやり頭と適度な空腹感

   まず、これらが快適な休日をおくる最低必須条件です。

   このへんが満たされていれば、まず80%成功。



このあと、恭兵さんの話は続きますが、もう、雰囲気は充分伝わっています。

一つの文にするとどうなるのでしょう。

「暖かい陽気の晴れた朝、よく寝てぼんやりしているけど、ちょっと何か食べたいな・・・・」

これって、ごくごく平凡な朝ですね。

恭兵さんにとっては、この平凡な朝がうらやましいのでしょうか。

休日も、この朝を迎えられないほど忙しいのでしょうか。

しかし、この朝を迎えられているのに、気づいていなかったら・・・・

平凡に埋没してしまって、平凡のよささえ見えなくなっていたとしたら・・・・

このとき、ぼくは、休日のありがたみが身にしみました。

寝起きの平凡な朝も、大事に扱おうとすれば、かっこいい時間になる、と。

そう見ると、例えば、「霧のマンハッタン」の寺岡さんの「朝」は、かっこいいですね。

とにかく、恭兵さんがこう書くと、なぜだか、この休日の朝が、大事な物のように見えませんか・・・・



(BE KID 2号より。同タイトルの恭兵さんのエッセイです)

















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