2000/05/01 Vol.2 「素直であれば、分かり合える」








恭兵さんと加山雄三さんとの共演は、4作品ありますが、

その中で、 あまり知られていないラブストーリーが、「ぼくの妹に10」です。

西郷友介(恭兵さん)は、ぼくが憧れる役柄の一人。

犬猫病院の先生で、出会ってから一日しか経っていないのに、

飲んだ勢いで、 加山さんの妹、栄子(中田喜子さん)にプロポーズする。

兄(加山)は大反対だったが、 酔いが醒めた夜中に、西郷は、栄子にこう言うのでした。



酔っぱらってはいても、ぼくの気持ちのほうは、酔っぱらってなかったつもりです



栄子にはもう一人、プロポーズされていた男がいたのですが、

「わたしは、まじめな顔で嘘を言う人より、酔っぱらって正直に言う人のほうが好きです」

と言い、西郷を選びます。

まだ数日しか経っていないのに・・・・こういう関係って、素敵だと思いました。

告白するほうもすごいし、受けるほうも立派です。

「熱風」の恭兵さんの一節を思い出します・・・・



最近、ずっと本を読んでるけど、『クマのプーさん』っていうのがあって、

彼の生き方がとくに気に入っている。

ものすごく素直で、素朴で、なんでも歌にしちゃう。

「コーラが飲みたい」とか「たばこが吸いたい」とか。

そんなプーさんが俺、とっても好きで、 いまでも疲れてるときとか、

精神的にイライラしているときに、ふと読み返してみる。

すると、すごく心が落ち着いたりするんだ

















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