恭兵さんと加山雄三さんとの共演は、4作品ありますが、
その中で、 あまり知られていないラブストーリーが、「ぼくの妹に10」です。
西郷友介(恭兵さん)は、ぼくが憧れる役柄の一人。
犬猫病院の先生で、出会ってから一日しか経っていないのに、
飲んだ勢いで、 加山さんの妹、栄子(中田喜子さん)にプロポーズする。
兄(加山)は大反対だったが、 酔いが醒めた夜中に、西郷は、栄子にこう言うのでした。
酔っぱらってはいても、ぼくの気持ちのほうは、酔っぱらってなかったつもりです
栄子にはもう一人、プロポーズされていた男がいたのですが、
「わたしは、まじめな顔で嘘を言う人より、酔っぱらって正直に言う人のほうが好きです」
と言い、西郷を選びます。
まだ数日しか経っていないのに・・・・こういう関係って、素敵だと思いました。
告白するほうもすごいし、受けるほうも立派です。
「熱風」の恭兵さんの一節を思い出します・・・・
最近、ずっと本を読んでるけど、『クマのプーさん』っていうのがあって、
彼の生き方がとくに気に入っている。
ものすごく素直で、素朴で、なんでも歌にしちゃう。
「コーラが飲みたい」とか「たばこが吸いたい」とか。
そんなプーさんが俺、とっても好きで、 いまでも疲れてるときとか、
精神的にイライラしているときに、ふと読み返してみる。
すると、すごく心が落ち着いたりするんだ
バックナンバーにバック
バックホーム