2000/04/25 Vol.1 「柴田恭兵=河西達也?」
昭和58年元旦の恭兵さんからの年賀状です。
ぽってりあかい太陽がのぼるのを
ながめていることがあるんだ。少し早起きしすぎた
朝なんかは 空いっぱいを 藍色から水どき
絵の具のブルーまで、奇妙な形の地平線
そんな空に、ゆっくり姿を見せる
僕は今年もこの場所から朝陽を見ます
あけましておめでとう
どうでしょう? ぼくは感動してしまいました。なんてさわやかな文なんでしょう。
このころは、57年の「天まであがれ!」の影響で、
ドクターボクサー河西達也の大人らしさに憧れている時期でした。
達也は、男らしく、優しく、そして町を愛する人でした。
この年賀状により、柴田恭兵とは、 アクション系統のイメージこそフィクションであり、
河西達也のイメージこそノンフィクションである、と確信したのです。
そう、今でも、柴田恭兵は河西達也に最も近い、と信じています・・・・