〜はじめてでもきっと跳べる〜 |
ひらたいらあ Last update 2006.9.3 (プレハブ版) |
【概念】 トンドルとは、跳び、マワリ、コール、リウム、クラップ、振りつけ、PPPHといった道具や動きを使って、アーティストとフロアが一体化し、積極的に楽しもうとすることです。 空気は熱くなり、一体感が生まれます。ああ、いいな!という萌えが原因の興奮を、みんなで共有し、最大限表現することができます。そして、ライブイベントは活性化し、通常よりかなり楽しめます。 【歴史など】 あまりライブ等の経験がない人は「オタ芸」などといって批判してくることもありますが、発祥は古く、1980年代には大半の技術は確立されていました。オタクの概念より前に一般アーティストのライブ等で確立していたことになります。抵抗感のある人もまだまだいるので、適切なアーティストの選択に務め、徐々に慣らしていきましょう。 そのため、ライブ等の経験のない一般人の多いところでは、「跳び」「振り」を中心とし、「マワリ」は多用しない方がいいようです。 【心構え】 動きをあえて違えたりしないで、場の空気の中から素直に一体化できるあり方を探してください。ネタの導入は慎重に行ってください。行き過ぎたネタは見苦しくなり、アーティストやファンの評判をを傷つけるおそれがあります。 【適応イベント種】 ライブハウス、コンサートホール、市民会館、イベントステージ、インストアライブ、DJイベント、コスプレダンスパーティ等。 【用具】 1,サイリューム(通称リウムともいう) もっとも基本です。化学反応により、折り曲げて中身の液を混合すると発光をはじめる物です。元は災害時の信号用として開発されただけに高性能で、通常数時間発光が持続します。1ライブ中1〜6本のリウム(ウルトラオレンジを含まず)を使用します。基本は1本を利き手に持って振ります。2本以上の場合は両手に分けて器用に手で持ちながら使用します。 サイリュウムのうち、ウルトラオレンジ(高輝度オレンジ。通称UO)は発光時間が非常に短いので、必ず最高に盛り上げたい部分の直前に折ります。 ※ウルトラオレンジ 概ね、持続時間は5分です。まさしく1番盛り上げたいところで折りましょう。お店ではなかなか売っていません。大抵通販とかになります。 ※高輝度ピンク・高輝度イエロー 通常のサイリュームより明るい。しかし、持続時間は3〜60分と短い。折った直後は結構明るいので盛り上がってきたところで折ることもある。よく目立つので高輝度イエローは意外とおすすめです。パッケージの「高輝度」の有無を確認してください。無いものは普通のです。 最近は電池式の発光器具も売られていますので、短時間の参加が中心の時はそちらが便利です。迫力は化学式の物が勝ります。明るい室内の場合、電池式が勝る場合もあります。※電池式ペンライト メジャーなのは「ポケットネオン」です。ネオン管を使用しており、写真のフラッシュのように蓄電して高圧発光しています。明るいし目立ちます。単4電池2本使用。カラーは7色程度存在する。ハンズやロフトで1000円程度で買えます。ちなみに、ロングタイプは「ネオンタワー」といい、これは1500円程度。電池は単3電池を2本。ポケットより色は少ない。ネオン系以外もさまざまな形状(ハートとか星とか)、方式(電球式など)の物があります。お好みで使ってみては。消費電力が大きいため発光時間も30分以内です。 ※リウム等が比較的容易に入手できるのは東急ハンズ、ドンキホーテです。秋葉で急遽というときもドンキで入手可能かと思われます。 2,コール表 口上(たとえば「茜〜いろの〜空の下!よぞらに会うためやってきた!、萌えっ娘パワー炸裂の、ビームで僕らを貫いて」とか叫んで盛り上げる技)を記したモノが転じて、クラップや跳びのタイミングまでを記した総合指南書となっている。可能な限り作成や入手をして予習しておきたいところです。 【基本技】 1,クラップ 手をリズムよく打ち続けます。 ・ぱん・ぱん・ぱん・ぱんという裏拍打ちが基本です。 裏打ちすることでスイング感が出ます。(裏拍打ちはジャズ等でおなじみ) ぱん・ぱん・ぱん・ぱんという表拍うち(通常のリズムの取り方)は フォークソングやムード歌謡向きです。 2,クラップ応用 (1) Bメロ ぱん・ぱぱん…ぱん・ぱぱん…の繰返しが似合う部分をBメロといいます。 そこに、 ぱん・ぱぱん、というクラップをいれたり、 ぱん・ぱぱん・Fu!(PPPH)したり 「お〜お(身体をバットを引くようにねじり)・はい!(跳ぶ)」 や たとえば「よ〜ぞら!はい!」とアーティスト名をいれてみたりします。 (2) リズム打ち リズムがタンタンタタタン・タタタタン・タタンとなる部分で、 合わせて手をたたく。 応用技はそのあと「FuFu!」といいながら跳ぶ。 3,Fu!などの合いの手 勢いよい一連の音のかたまり音のかたまりが区切れたところで 「FuFu!」といれる。 一連の音のかたまりが区切れるがなめらかに続いていく合間で 「Fu,Fu,Fu,Fu,」といいながら回転する。 4,マワリ 頭上で手を叩きながら回転するヲタ芸。転倒や周りとの接触にご注意ください。スペースがない場合、頭上で手を回転させるとよい。回転するときは手を頭より高く上げ、頭上でリウムを小さく振り回すようにしながら回る。軸足を決め、その足のかかとをあげて回転軸にするとよいです。そこの厚い運動靴より、カジュアルシューズの方が回りやすい。 ※一般人が多いときや、狭すぎるときはマワリを控え、手だけ頭上で回すとよい。 5,跳び 盛り上げたい場面で多用する。 基本は、勢いのある曲の前奏や間奏、あるいは主旋律のところで、はい!・はい!・はい!・はい!と間隔をとって裏打ちのタイミングでかけ声とともに跳ぶ。 バスケのシュートのように膝のためをつくって垂直上昇する。手は、リウムを持った手が最高地点に達するようタイミングよく、膝とともに曲げ、跳びながらのばす。 応用は先述のFuFu!や、お〜・はい!などである。自発的またはアーティストの指示により、盛り上がりとともに跳ぶ高さを上げていくことが望ましい。 6,振り とにかくよくわからないときは、リウムを裏打ちのタイミングで胸の前で少し前に振る。ぱん・ぱんのクラップを右、左、右、と交互にしてみんなで左右を合わせるだけでも効果的。 前奏やメロディーが少し落ち着いているところでは、あがめるようにリウムを下から上へアーティストの方向にゆっくり振り上げることがある。 「90'sディスコ振り」頭より高く上げ、手首のスナップをきかせて扇を振るように振る。 7,ロマンス 「左左右右左右左左 右右左左右左右右」の順に斜め上を指差して引く動作をします。高速ロマンスともなると動作が速すぎて確かにケチャ状態に近いかもしれません(笑) 恋せよ女の子を含む田村ゆかり曲などに使うことが多い。モザイクのラブチート、マジカルちょーだいっなどにも使われる。大抵、マワリの後にロマンスが入るパターンが多い。ロマンス前は「ローマーンース!」もしくは「ゴーゴーレッツゴー!!」と掛け声を入れ腕をくるくる回したりして誘導することが多い。 はいはいはいはい・はいはいはいはい! (声は出さない場合もある) の四拍で 左!左!右!右!・左!右!左!左! 次は、 右!右!左!左!・右!左!右!右! と突き上げる。 ※トンドルの形態は跳ぶ人やアーティスト、会場により異なります。イベンターの動向を必ずお見極めください。 【注意】 筋肉痛、のどの異常な乾き、過度の興奮、萌え尽き症状を呈することがあります。ごくまれに萌え死を起こすことがあります。一般人の目に触れる場所での過度のdjはドンビキを引き起こすおそれがあります。また、バラード等では逆効果を生じることがあります。たとえば、織姫よぞらさんのライブの場合、バラード時はリウムを置いてください。 動きやタイミングは実践でないとなかなか身につかない部分が多々あります。適切なイベンターを模範にして調節してください。最前列等で複数が同じ動きをしていて、ノリがよければそちらに合わせるのが吉です。統一感のある動きは単体の動きの違和感を払拭してくれます。 また、当然ですが、イベント毎の注意事項がありますので、そちらを必ず参照してから現地に赴くようにしましょう。 ひらたいらあのHP 共同膳 http://www5e.biglobe.ne.jp/~kyodozen/ に戻る |