はじめに CGの描き方については、多くの方が書いています。基本的にはそちらを参照してください。 特に、土山にうさん(リンクページから行けます)の「CG作成術」がお薦めです。 ワタクシはこのページでは、単に、流れとか、わかりにくいと事とか気づいたことを、勝手にメモしていくだけですので・・・。 それでも役に立つという人もいれば幸いです。Photoshopを想定しています。 なお、LEでもelementsでも、普通のCGなら支障無く描けます。おおざっぱにいえば特殊な機能やCMYKモードが無いというくらいですので。 線画 鉛筆・シャーペン等で描いて、 1,ペン入れまでする 2,ペン入れはPCでする 3,表現上PCで枠無しで色づけするからペン入れしない という手があるようで。 スキャナで取り込むときは 350dpiもしくはそれ以上で取り込んで、350dpiで処理する人が多いようですね。電子入稿を意識して。 色塗り(レイヤー作成) とりこんだ線画のゴミ取り処理が終わったら、そのまま「げしげし塗る」という人もいますが、PhotshopやPainter通常版を使っている人ならたいていは、レイヤーを作ります。 ここで、大別して二つの方法が見られます。 1,線画を先に抽出し、内側の透明部分に仮着色してから範囲選択ツールでレイヤーを作る人。 2,抽出せず白いうちに範囲選択ツールで選択して、各部分の白いレイヤーを作って透明部分を保護して描く人。 どっちでもいいんですけど、私は後者。背景を入れるために自動選択で背景相当部分だけ切り落とします。 あと、案外書かれていませんが、各部分のレイヤーを作るときには、範囲選択(たいていは自動選択ツール)−選択範囲の拡張(継目をきれいにするため)のあと、新規レイヤーの、コピー(もしくはカット)したレイヤーを使って作ります。 すると、(上記の1か2の後であれば)色つきレイヤーができますので、透明部分を保護してげしげし塗っていけば楽でしょう。 それと、レイヤーの上にさらに重ねていくときは、新規レイヤーを作って、「下のレイヤーとグループ化」してやると、はみ出しません。 あと、印刷を前提とするのならCMYKカラーモードを利用したほうが、後で慌てません。LEやelementsにはないので、この点はつらいですが。 色塗り(影等の付け方) 1,あらかじめシャドウとハイライトを描き込んでおいて、レイヤーの乗算や透明度等のかぶせ方で工夫する人 2,レイヤーのグループで乗っけていく人 私は後者ですが、前者のほうがなんかリアルな感じが出せる気もしますが・・・。 なお、肌などを塗るときに基本色を塗って、その上にシャドウとハイライトを乗せて、境目をぼかす塗り方を「えろげ塗り」と呼ぶ人もいます。呼び方は自由ですが、もっと別の呼び方はありませんでしょうか・・・。 色塗り(その他) 1,ペインターで塗る人 2,フォトショップで塗る人 私は後者(ペインター持ってません)ですが、ペインターの筆とか水彩油彩とかのシュミレート力がすごい。 まあ、私の場合、色数も抑えめで、昔のアニメ(母を訪ねてのマルコは12色以内で塗られていたそうですが)みたいに塗れればよいかなという感じですのでフォトショップでしばらくは。 文字 電子入稿を考えるなら、絵の一部に統合してしまうか、アウトライン化しましょう。 電子入稿 電子入稿を活用しましょう。手間が減り、品質が上がり、コストが下がり、なかなかよいです。 ネット上や即売会の会場で「電子入稿マニュアル」等を見かけますので、見てみるとよいでしょう。 入稿データ形式や、解像度、カラーマネジメント、文字の扱い、余白、メディア形式や、紙の厚さに紙質(上質・マット・コート・再生紙か否か・白色度等)、折り・製本等々いろいろな条件を合わせたり決めたりしないといけませんので。 あくまでメモですので、ご参考に。 |