なぜ看護師になろうと思ったか…。そのきっかけなどは長くなるので語りませんが、中学生の時にはすでに決意していました。
その想いが変わらぬまま時を経て、なんとか看護師の資格を得ることが出来ました。
しかし、看護師としての本当の意味での修行は現場に出てからです。
ともすれば初心を忘れそうになる私ですが、多くの患者様との出会いや様々な体験を通して、自分がどんな看護をしたいのか、どのように命と関わっていきたいのかという考えを、少しずつ深めてまいりました。

ここでは、私が実際に看護の現場で体験した出来事、出会った患者様及び御家族の方から感じたことや学ばせていただいたことを、思いつくままに書き記していこうと思います。さらに、医療現場で働くスタッフの姿や喜怒哀楽も書いていますので、そこから看護師について少しでも理解してもらえたなら嬉しいです。
まだまだ看護師としても人間としても未熟で、いつも成長途中の私です。
これを読んだみなさまから、「私はこんな風に思った」など率直な御意見・御感想を掲示板やメールでいただければ幸いです。
みなさまからの言葉が、私が看護師として成長する糧となればいいなぁと願っています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２００３．５．１記

※ひとつのエピソードを一話形式で、今後少しずつアップしていく予定です。
※なお、患者様のプライバシー保持のため、人物が特定しにくいよう一部手を加えさせてもらっている部分もあります。御了承ください。