飼育設備


ミナミクモノスガメ


飼育ゲージ
 ミナミクモノスガメのゲージは120×45×45cmの水槽を用いています。当初は1ペアをこの水槽で飼っていたのですが、平成14年1月よりもう1ペアを購入した為、現在はこの水槽の中央部分に板を立ててゲージを2分割して使用しています。


ライト
 当初はスパイラルライトを5個にクロマルクス電球の組み合わせでしたが、平成13年7月からはメタルハライドランプ(サンライトRex70)にスパイラル4個(左右の2個づつ)の組み合わせとなっています。また最近は遠赤外線の出るライトをホットスポットに併用しています。


床材
 ヤシガラ土にカルシサンドを混ぜたものを10cm位の厚さに敷いています。また床面の約半分に素焼きのタイルを敷いています。このタイルはカメが歩いても滑らず、また適度にツメも削れるようで、ツメも伸びることなく非常に良いものだと思っています。またクモノスは動きが鈍いこともあり、食事をし易くするため、段差の付く餌入れは用いずこのタイルの上に直接食事を置いています。


パネルヒーター
 スーパー1のMサイズを左右の隅に敷いています。ガラスの上に敷いていますので、その上に床材が乗っている状態です。このヒーターの電源は常時ONにはしておらず、タイマーによって床表面の温度が25℃前後になるように調節しています。


サーモスタット
 ミナミクモノスには初めから爬虫類用のサーモスタットを用いています。このサーモは昼夜で温度差をつけることが出来るので2〜3℃夜の温度が低くなる様にしていますが、本当に必要かは解りません。というのもわざわざサーモで温度差をつけなくても、自然に昼はライトによって温度が上がるからです。むしろ昼夜の温度差よりもゲージ内の温度勾配の方が大切だと思われます。でもやっぱり機能がついていると使いたくなってしまいます。


換気扇
 熱帯魚用の小さな送風器を内側から吸い出す様に設置しています。メタルハライドの横に設置し、熱がこもらない様にしていますが、夏には30℃を超えてしまうこともあります。なおタイマーにより昼のみ作動させています。


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