飼育設備


ニシヘルマンリクガメ


飼育ゲージ
 ヘルマンリクガメの飼育ゲージは90×45×45cmのガラス水槽です。湿度がこもるので良くないと言う人もいますが、やっぱり常に見ていたいものですから、現在まで使用しています。しかし最近へルマンがかなり大きくなって来たため、自作ゲージの製作を考えています。


ライト
 当初はトゥルーライトにバスキングライトの組み合わせでしたが、その後スパイラルライトを5個にクロマルクス電球の組み合わせを経て、平成13年12月からはメタルハライドランプ(サンライトRex70)にスパイラル3個の組み合わせとなっています。合計4個のライトはそれぞれタイマーによってコントロールし、朝から昼にかけて順次点灯させ、昼から夜にかけては逆の順序で消灯させていき、昼夜のメリハリをつけています。


床材
 飼い始めた当初から約2年間は赤玉土に天然カルシューム(肥料用の珊瑚を主成分としたものを水洗いし乾燥させたもの)を混ぜたものを使用していました。臭いやダニも発生せず私にとっては非常に良かったのですが、乾燥してくると、土埃がひどく、カメが埃まみれになってしまい、それに伴って目を頻繁に擦るようになってしまいました。そこで現在はヤシガラ土にカルシサンドを混ぜたものを6〜7cm位の厚さに敷いています。また床面の約半分に素焼きのタイルを敷いています。このタイルはカメが歩いても滑らず、また適度にツメも削れるようで、ツメも伸びることなく非常に良いものだと思っています。


パネルヒーター
 スーパー1のMサイズをシェルターの下に敷いています。ガラスの上に敷いていますので、その上に床材が乗っている状態です。このヒーターの電源は常時ONにはしておらず、タイマーによって床表面の温度が25℃前後になるように調節しています。


サーモスタット
 最初は温室用のサーモを使っていましたが、感度が鈍く感じたので現在は爬虫類用のサーモスタットを用いています。このサーモは昼夜で温度差をつけることが出来るので2〜3℃夜の温度が低くなる様にしていますが、本当に必要かは解りません。というのもわざわざサーモで温度差をつけなくても、自然に昼はライトによって温度が上がるからです。むしろ昼夜の温度差よりもゲージ内の温度勾配の方が大切だと思われます。でもやっぱり機能がついていると使いたくなってしまいます。


トップ        戻る