ミナミクモノスガメ

温度

高温 低温
1月 7:30 16:00 24 16
2月 7:30 16:00 24 16
3月 6:50 17:20 26 22
4月 6:30 18:00 26 22
5月 6:30 18:00 26 22
6月 6:30 18:00 28 23
7月 6:30 18:00 28 25
8月 6:30 18:00 28 25
9月 6:50 17:20 28 25
10月 7:10 16:40 27 24
11月 7:20 16:20 27 24
12月 7:30 16:00 27 21

 従来はあまり昼夜の温度差をつけていませんでしたが、マダガスカル南部の気候を調べると、冬期間はかなり夜の気温が下がる事、また我が家のクモノスガメの健康状態も安定していた為、思い切って冬季の最低気温を16℃まで下げてみました。

 1月に入り、最低温度を16℃にした時はどうなるのかとドキドキしましたが、確かに朝方から昼ぐらいまでは床材に潜り、じっとしている事が多くなりましたが、昼過ぎ頃になると眠そうにゴソゴソ動き出し、ゆっくり餌を食べるといった行動をとっていました。またこの間の体重は変化も無く、結構低温に強いのかもしれません。ただし、やはりかなりの危険を伴うと思われるので誰にでも推薦する温度ではありません。

 また後から述べますが、我が家のライトは時間差で点灯するようにしてある為、ちょうど最後に点灯するライトの位置が、いつも寝ている場所の真上にある為、ライトが点く事によって体が温まり、行動を起こすきっかけになっていたようです。

 またこの温度はあくまでサーモスタットの設定温度であり、実際はライトの影響で夏場などは30℃以上になっています。



湿度

ミナミクモノスガメ クモノスガメは湿度を上げて飼育した方が良いと言う事を良く聞くのですが、マダガスカル南部の気候は季節による降雨量がずいぶん違うことから、湿度にも季節によって変化をつけています。

 冬の期間は床材が完全に乾いても、そのままにしておき霧吹きも一切していません。3月頃から霧吹きを1週間に1回程度行ない、四月に入ってからは床材の表面は乾いているが、その下は湿っている状態にまで床材に水分を入れています。もちろん冬の間も1週間に一度は温浴をし、水分補給はしています。

 湿度が上がると、明らかに運動量が増します。特に♂は昼の間動き回る様になり、これは発情かと♀を早速同居させましたが、まったく無視してただ動き回っていました(T_T)。

 それと以前使用していた超音波による加湿は、器械が壊れてしまった為、現在は行なっていません。


照明時間

ライト1 ライト2 ライト3
on off on off on off
1月 6:50 16:50 10:00 13:00 10:10 12:00
2月 6:40 17:10 9:30 14:00 9:50 13:00
3月 6:20 17:50 9:00 15:30 9:30 14:00
4月 6:00 18:30 8:00 16:00 9:10 14:20
5月 6:00 19:10 7:00 16:30 8:50 14:40
6月 6:00 19:50 7:00 17:00 8:30 15:00
7月 6:00 19:10 7:00 16:30 8:50 14:40
8月 6:00 18:30 7:20 16:00 9:10 14:20
9月 6:20 17:50 7:40 15:30 9:30 14:00
10月 6:40 17:10 8:00 15:00 9:50 13:40
11月 6:50 16:50 9:00 14:00 10:10 13:00
12月 7:00 16:30 10:00 13:00 10:30 12:00

 照明のコントロールは、3つのライトを時間差をつけて行っています。ライト1でメタルハライドランプを、ライト2とライト3でスパイラルライトとトゥルーライトをコントロールしています。ライト3に位置がカメ達が寝ている所にある為、このライトが点灯してしばらくするとゴソゴソ動き始めます。

左奥に見えるのがライト3です













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