熊 公 鍛 冶 工 房


熊公の工房における鍛冶作業の日誌
特別な事柄は印を付け『鍛冶作業記録』にも書き込みます

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2023年06月20日(火)
 工房着:午前9時30分  作業開始:午前9時45分−作業終了:午後1時00分
 工房の気温:24度

 昨晩から今朝にかけて少し雨が降った感じでしたが、ジャガイモ掘りにはベストコンディションです。今日は『十勝コガネ』を全て堀あげる予定で工房へ向かいました。兄貴も自分の畝のジャガイモを掘りに来ることになりました。熊公の『十勝コガネ』 1/4位掘り上げた頃、10時過ぎ頃に来ました。
 まずは熊公家の畑の『十勝コガネ』を掘りあげる作業です。サイズ別に分けて、重さを量り終えたのは11時過ぎ頃でした。兄貴の畝の掘りあげの前に少し休憩することにしました。
 熊公は『十勝コガネ』が好きです。味も食感も良いと思っています。動物も好むのでしょうか・・・? 昨日『男爵』・『メークイーン』に齧られた痕があるものは殆どありませんでしたが、『十勝コガネ』には沢山齧られた物が有りました。齧っても良いけれど全て食べて貰いたいものです・・・。中止半端に齧るな!! (`_´メ)
 『十勝コガネ』の収穫量は19.3kgでした。試掘分も合わせると『十勝コガネ』 は21.0kg 収穫しました。三種の合計は43.5kgでした。お裾分けする分など有りますが、大体これが熊公家の1年分(来年の3月頃まで)の消費量です。

 11時半頃から兄貴の畝を掘り始めました。兄貴の畝は雑草が覆ったときがあったりしたので、収量は残念でした。そこでメークイーンを三株分予備の畝からあげることにしました。

 苗で植えた枝豆が花をつけました。この後はカメムシが付かないように注意していきます。来週3本目の畝に3回目の種を蒔こうと思って居ます。

 
  熊公家の『十勝コガネ』 19.3kg                男爵イモの部分を掘りあげる兄貴

 
兄貴家のイモ 三種                        花が咲き始めた枝豆

 兄貴の畝の掘り上げは30分で終了しました。重さを量り、シャベルや3本鍬などを片付け、手洗いして着替えまでして、少し休憩しながら話をしました。そして、1時に帰路に着きました。今日は帰り道、ラーメン屋さんに寄ってラーメンを食べてきました。

 明日はお疲れさん休みにします。木曜日は何をしようかな・・・。金曜日はオフクロ様の6回目のワクチン接種のためアッシー君をするのでお休みです。
2023年06月22日(木)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時20分−作業終了:午後0時55分
 工房の気温:19度

 昨日はお疲れさん休み、3〜4日天気が続いての芋掘りは土が軽くサラサラなので収獲は楽でした。今回は腰への負担はほとんどありませんでした。昨日は“YouTube”や“Twitter”でウクライナ戦争の状況など見ていましたが、その中で、ロシア軍の塹壕を制圧する戦闘の動画を見ました。
 ウクライナのプロパガンダ用のフェイク動画なのかも知れませんが、実際の動画のように見えました。練度の低いロシア兵がウクライナ兵の前に飛び出してきて撃たれていくものでした。戦争の異常さを感じるものでした。
 プーチンは人の命をなんとも思わずに帝国を作る為に領土を拡大して、想いのままにしようと侵略を始めたわけす。それが無ければ撃たれた兵士は平穏な生活が出来ていたはずです。ウクライナの街々の破壊され、ガレキの山になっている状態も無く、みんな平和に生活出来たはずです。本当にプーチンは悪魔に見えます。そしてまた国連、安保理がまったく機能していないことに歯痒さを感じます。


 今日は工房の行き掛けに名古屋に居る次男夫婦にジャガイモを発送して行きました。喜んでくれると思います。工房に近づくにしたがって雨が降り出しました。

 今日の作業は粘土細工です。『焙烙火矢』の実物大模型を作ろうと思って居ます。その為『焙烙』を作る作業です。テラコッタ粘土を使い作ります。
 資料を見ると『焙烙火矢』の直径などは115〜135mm位です。どうやって半球体を作るか考えました。一つは乳鉢の内側を使う方法、しかし、これは大過ぎました。そこでソフトボールを使うことにしました。ソフトボールの直径はおよそ97mmですからこれに粘土を貼り付ける事で110mm位の半球が出来ます。乾かすことで収縮するから実際には100mm位になっちゃうと思いますが、ソフトボールくらいの大きさですから、それで良しとしました。

 
   準備したソフトボールとテラコッタ粘土           ボールにラップをかけて粘土を貼り付けていく

 半球にするのに写真の赤矢印の線(赤道)を活用することにしました。粘土を抜きやすくするためにボールにラップをかけて赤道部分より少しせり出すようにして、後は赤道の線に合わせて余分な粘土をカッターを使って切り取りました。

 
コンパスの線に粘土のヘリを合わせる                 今日陶冶した3つ分の焙烙  

 半球になった粘土は乾かすための板に置きますが、この板に直径110mmの円を描いておき、その線に粘土のヘリを合わせて円が歪まないようなしました。

 今回は『焙烙火矢』 3つ分の『焙烙』を陶冶しました。ある程度乾いてきたら極部分に紐を引っかける溝を刻み、ひっくり返して更に乾燥させます。2週間くらい乾かしたら火床の耐火レンガの上に金網を載せてその上に並べて、コークスを使って焼き固めようと思って居ます。電気炉のように温度管理することが出来ませんから割れてしまう可能性が大きいですが、とにかく一度試してみようと思って居ます。熱電対を使って出来るだけ温度を管理したいと思って居ます。

 粘土工作は12時少し前に終了しました。その後、休憩室を少し片付けて早めに帰路に着きました。我が家に近づくにつれて雨は小降りになり、我が家周辺は雨が降った感じはまったく有りませんでした。直線距離で20km無いくらいでこんなに天気が違うのかと少々驚きました。

 明日はオフクロ様の6回目のコロナワクチン接種でアッシー君を務めます。その為、工房はお休みです。義妹夫婦が25日の日曜日にジャガイモ掘りに来るかも知れませんから、今回は日曜に出かけることになるかも知れないです。
2023年06月26日(月)
 工房着:午前9時45分  作業開始:午前10時00分−作業終了:午後1時30分
 工房の気温:27度

 土曜日のネットニュースで知った、ロシアのプーチン政権もいよいよ崩壊するかと思えたプリゴジン率いるワグネルの反乱でした。なんとたった一日で前進を停止して、撤退したようです。どうやらプリゴジンはベラルーシに亡命するようです。プーチンの権力に陰りが見えてきた感じ、これはちょっと嬉しいことです。でも、プーチン政権が崩壊しても、後継のリーダーが民主的じゃなければいずれまた問題が起きるわけですが・・・。この事件でロシア国内で民主的なリーダーが立ち上がってくれたらと思います。
 今朝のニュースでは反乱を阻止するために出撃したロシア空軍のヘリコプターが複数撃墜されて、パイロットが多数命を落としたと言うことでした。人の命なんかまったく気にしないのがロシアなのでしょうか・・・。

 この反乱未遂事件、ウクライナ戦争にどのような影響が出るのでしょうか? ロシア軍は足並みが揃っていない状態のようですから、占領された地域を最小の被害で奪還出来ると良いです。

 さて、今日は『焙烙火矢』の焙烙が半分くらい乾いていると考え、合わせ部分と縄で固定するための溝などを付ける事をメインに工房へ行きました。

 大きく成りすぎたキュウリ 4本、ピーマン 6個、シシトウ 10本くらい、甘唐辛子 3本 収穫しました。その後、床屋さん用にシソを沢山収穫、いつも届ける倍は収穫しました。

 収穫作業の後は枝豆やピーマン類、シソの葉やキュウリに液肥を与えました。その後、HB−101も撒いてやりました。

 今日は湿度が高く、気温も高め、ここまでの作業で沢山汗をかきました。雑草はメチャクチャ伸びています。そこで、北の畑と蕗畑の除草作業をすることにしました。10時半から1時間作業しましたが、作業着が汗でグショグショになりました。

 
Before                                  After

 たった2.5m×6m位の場所の除草ですがヘロヘロになりました。この後、同じくらいの東の畑、更に畑の師匠にお借りしている場所8m×7m位の土地の除草が待っています・・・。

 11時半に休憩室に戻り給水、そして、クーラーで身体を冷やしました。グショグショの作業着が気持ち悪くて、着替えをしようかと考えるくらいでした。早い昼食を摂って午後は焙烙の成形作業です。

 
     サンダーのベルトで削る                  成形を終えた焙烙 更に乾燥させます

 今日までの乾燥で11cmの円より1.5mm位縮んでいる感じでした。更に収縮するものと思います。

 まずは焙烙の合わせ部分を綺麗に平らにする作業です。交換した古いサンダーベルトが役に立ちました。合わせ目が平らになったところで縄の入る十字の溝を極部分に削りました。これもサンダーベルトが役に立ちました。導火線の入る部分も削り込みました。

 成形が終わったところで極を下側にして更に乾燥させるようにしました。少なくてもあと一週間は乾燥させようと思って居ます。今日の作業で出たテラコッタ粘土の粉は回収して、焼き刃土を作るときに使って見ようかと思って居ます。

 作業着が気持ち悪いので早いですが作業を終了することにしました。この後乾燥した物を焼き固める必要があります。火床に網を置いて、その網の上で焼き固める予定ですが、鉄筋を5cm間隔の格子にしてその上で焼いた方が確実のように思えます。そこで次回は格子作りをしようと思って居ます。格子は溶接して作ろうと思って居ます。

 予定通り今週は月・水・金と工房へ行く予定、明日は自宅でテラコッタ粘土の焼成のことなんかを調べようと思って居ます。
2023年06月28日(水)
 工房着:午前10時00分  作業開始:午前10時20分−作業終了:午後3時05分
 工房の気温:29度

 目眩持ちのワイフが一昨日の午後から目眩発症、今朝は病院に送ってから工房へ来ました。朝から暑くて湿度が高く、本当に不快な一日でした。工房ではネッククーラーを着けて過ごしました。頸動脈を冷やすのは本当に有効です。それでも沢山汗をかきました。

 キュウリ・シシトウ・ピーマンを収穫して、床屋さん用のシソを収穫しただけで作業着が汗でグッショリになりました。シソは良い感じに大きく成ってくれて、今週は床屋さんに2回も届けることが出来ました。30日にも届けられそうな感じです。

 今日はテラコッタ粘土の焼成の時に火床内で使う『鉄格子』を制作します。φ10mmの鉄筋を使います。サイズは400mm×350mmで格子は50mm間隔です。
 昨日テラコッタ粘土の焼成について調べてみましたが、完全に焼き上げるには800度で3時間、素焼きであれば750度で2時間ということでした。素焼き状態で良いと思うので2時間の焼成にします。コークスはかなり使うことになります。焼成だけではもったいないので、焼き上げながら『撒き菱』でも作ろうかと思って居ます。

 鉄筋を組むに当たって縦横特別何もせずに溶接していくのは簡単ですが凸凹が大きく成りすぎますから、面倒でも交差部分を削り込み、そこを溶接していく形にしました。
 交差部分を削るのは少々手間が掛かりました。削りは作業室で、溶接は休憩室の作業台で行いましたが、休憩室にクーラーつけていても、溶接時の煙を排出するためにドアを開けっ放しにするのでムシムシして、汗がドバドバ出ました。メガネに汗がしたたり落ちて大変でした。今日はとにかく給水をこまめにして作業しました。


製作途中の焼成用鉄格子

 5cm間隔の鉄格子、1本に付き12箇所削らなければならないので時間が掛かりました。今日は上の写真までで2時半になっていました。暑さが凄いので無理せず今日はここまで、あと4本溶接します。次回金曜日の作業で仕上げるつもりで居ます。

 帰ろうと思ったとき隣の畑の師匠が耕運機を掛けていました。青シソが何本か有ったので「これ持っていけば良い」 と、根元で切ってよこしてくれました。帰宅して朝収穫したシソに師匠がくれたシソ5本分位を床屋さんに届けました。大喜びしてくれました。

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