第16条 ゴールキック Q&A
1. ゴールキックを正しく行った競技者が、ボールはペナルティーエリアを出たが他の競技者がボール
に触れる前に、意図的に手でボールをプレーした。主審の判定は何か?
相手チームに直接フリーキックを与える。
競技規則に従って、その競技者に懲戒罰を与えることもある。
2. ゴールキーパー以外の競技者がゴールキックを行い、ボールはペナルティーエリアから出てイン
プレーとなったが、他の競技者がボールに触れないうちに強風によって吹き戻された。ゴールキー
パー以外の守備側競技者が、ペナルティーエリア内で手でボールをプレーした。主審のとる判定
は何か?
ペナルティーキックを与える。競技規則に従ってその競技者に懲戒罰を与えることもある。
3. ゴールキーパーがゴールキックを行い、ボールはペナルティーエリアの外に出てインプレーになった
が、他の競技者がボールに触れないうちに強風によって吹き戻された。ゴールキーパーはボールが
ゴールに入るのを防ごうとし、手でボールに触れたが、成功しなかった。主審のとる判定は何か?
主審は相手チームに間接フリーキックを与える。
4. ゴールキックが行われて、ボールがペナルティーエリアを出る前に、相手競技者がペナルティー
エリア内に入り、守備側競技者によって反則をされた。主審のとる処置は何か?
その違反の内容によって違反した競技者を警告し、あるいは退場させる。そしてゴールキ
ックを再び行う。
5. 競技者がゴールキックを行ったとき、ボールがペナルティーエリア内にいる主審に当たったがその
後ボールはインプレーになった。主審のとる処置は何か?
何の処置もとる必要はない。ボールがフィールド内の主審から跳ね返ってもボールはイン
プレーのままである。