第15条   スローイン   Q&A


ライン


        1. ボールタッチラインを越えてアウトオブプレーとなったが、ボールがスローインされる前に競技者
           が意図的に相手競技者を蹴った。主審のとる処置は何か?

           主審は、その競技者を乱暴な行為によりフィールドから退場させ、スローインでプレーを
          再開する。

        2. 競技者がスローインを行った。ボールはフィールドに入らずタッチラインの外側に留まった。主審
           のとる処置は何か?

           スローインを再び行わせる。

        3. 競技者がスローインは正しく行ったが、ボールを相手競技者の頭に故意に投げつけた。主審の
           とる処置は何か?

           その競技者が反スポーツ的行為を犯していると主審が判断した場合、プレーを停止する。
          その競技者を警告する。(あるいは、乱暴な行為により退場させる。)
          違反が起こった地点、すなわちボールが相手競技者に当たった地点から、相手チームの
          直接フリーキックでプレーを再開する。


        4. スローインが行われることが許されているタッチラインから離れてよい最大距離はあるか?

           NO  スローインは、ボールがフィールドを越えた地点から行われるべきである。しかし
               ながら正しい位置から最大1mの距離が実際には一般的に認められている。


        5. スローインを妨げるために、相手競技者がスローインを行わせる。相手競技者がスローインを行
           う競技者の前にたった。主審のとる処置は何か?

           主審は相手競技者が静止している場合は、スローインを行わせる。相手競技者がスロー
          インを行う競技者を惑わせるために動いたり大きな身振りをした場合は、反スポーツ的
          行為により警告する。


        6. スローインする競技者のそれぞれの足の一部がタッチライン上あるいはタッチラインの後方に
           あった。あるいはその競技者の両足の一部がラインの内側にあって、両足のかかとがタッチ
           ライン上にあった。これは許されるか?

           YES  それぞれの足の一部がタッチライン上あるいはタッチラインの後方にあって
               グラウンドについているならば。

        7. スローインは正しく行われなかったが、ボールが相手競技者に直接渡った。アドバンテージ
           条項を適用してプレーを続けさせられるか?

           NO  相手チームの競技者にスローインを再び行わせる。

        8. 競技者がひざまずいて、あるいは座ってスローインを行うことは許されるか?

           NO  競技規則にある進め方を正しく行っている場合のみスローインは認められる。

        9. 競技者はボールを持ったまま開店してアクロバチックなスローインを行うことは許されるか?

           YES  ただし、競技規則にある進め方を正しく行っているならば。

       10. 競技者がスローインを行った。その競技者がボールを直接味方のゴールキーパーに投げ、
           ゴールキーパーはボールがゴールに入るのを両手で止めようとしたが、ボールはゴールに
           入った。主審のとる処置は何か?

           得点を認める。



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