第16条 ゴールキック
ゴールキックは、プレーを再開する方法のひとつである。
相手チームのゴールに限り、ゴールキックから直接得点することができる。
次のとき、ゴールキックを与える:
● 攻撃側の競技者が最後にボールに触れて、地上、空中を問わず、ボールの全体がゴールラインを超え、
第10条による得点とならなかった
進め方
● 守備側の競技者がゴールエリア内の任意の地点からボールを蹴る
● ボールがインプレーになるまで相手競技者はペナルティーエリアの外にいる
● ボールが他の競技者に触れるまでキッカーはボールを再びプレーしない
● ボールがペナルティーエリアの外に直接蹴り出されたときボールがインプレーとなる
違反と罰則
ボールがペナルティーエリアの外に直接蹴り出されなかった場合:
ゴールキーパー以外の競技者によるゴールキック
ボールがインプレーになって他の競技者に触れる前に、キッカーがボールに再び触れた場合
(手による場合を除く):
● 違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える
ボールがインプレーになって他の競技者に触れる前に、キッカーが意図的にボールを手で
扱った場合:
● 違反の起きた地点から行う直接フリーキックを相手チームに与える
● 違反がキッカーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、ペナルティーキックを与える
ゴールキーパーによるゴールキック
ボールがインプレーになって他の競技者に触れる前に、ゴールキーパーがボールに再び触れた
場合(手による場合を除く):
● 違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える
ボールがインプレーになって他の競技者に触れる前に、ゴールキーパーが意図的にボールを手
で扱った場合:
● 違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの外で起きた場合は、違反の起きた地点から行う直接
フリーキックを相手チームに与える
● 違反がゴールキーパーのペナルティーエリアの中で起きた場合は、違反の起きた地点から行う間接
フリーキックを相手チームに与える
本条のその他の違反に対して:
● キックを再び行う