<一般的なグラウンドサイズ> (小学生) (中学生以上) ・ 縦 80m 105m ・ 横 50m 68m ・ ペナルティーエリア 12m 16.5m ・ ゴールエリア 4m 5.5m ・ センターサークル 7m 9.15m ・ PK 8m 11m |
第1条 競技のフィールド
大きさ
競技のフィールド(以下、フィールドとする)は長方形とする。タッチラインの長さはゴールライン
の長さより長くなければならない。
長さ 最小 90m(100yd)
最大 120m(130yd)
幅 最小 45m( 50yd)
最大 90m(100yd)
国際試合
長さ 最小 100m(110yd)
最大 110m(120yd)
幅 最小 64m( 70yd)
最大 75m( 80yd)
フィールドのマーキング
フィールドはラインでマークする。エリアの境界線を示すラインはそのエリアの一部である。
長い方の2本の境界線をタッチライン、短い方の2本の境界線をゴールラインという。
全てのラインの幅は12cm(5in)は越えてはならない。
フィールドはハーフェーラインで半分ずつに分けられる。
ハーフェイラインの中央にセンターマークを記す。これを中心に半径9.15m(10yd)のサークルを描く。
ゴールエリア
フィールドの両端に以下のようにゴールエリアを設ける:
ゴールポストの内側から、5.5m(6yd)の所に、ゴールラインと直角に2本のラインを引く。このラインは
フィールド内に5.5m(6yd)まで引き、その先端をゴールラインと平行なラインで結ぶ。これらのラインと
ゴールラインで囲まれたエリアがゴールエリアである。
ペナルティーエリア
フィールドの両端に以下のようにペナルティーエリアを設ける:
ゴールポストの内側から、16.5m(18yd)の所に、ゴールラインと直角に2本のラインを引く。このライン
はフィールド内に16.5m(18yd)間で引き、その先端をゴールラインと平行なラインで結ぶ。これらのラ
インで囲まれたエリアがペナルティーエリアである。
それぞれのペナルティーエリア内に、両ゴールポストの中央から11m(12yd)で両ゴールポストから等距
離の所にペナルティーマークを描く。それぞれのペナルティーマークから半径9.15m(10yd)のアークを
ペナルティーの外に描く。
フラッグポスト
各コーナーには、旗をつけた先端のとがっていない高さ1.5m(5ft)以上のフラッグポストを立てる。
ハーフェイラインの両端に、タッチラインから1m(1yd)以上離してフラッグポストを立ててもよい。
コーナーアーク
それぞれのコーナーフラッグポストから、半径1m(1yd)の四分円をフィールドに描く。
ゴール
ゴールはそれぞれのゴールラインの中央におく。
ゴールはコーナーフラッグポストから等距離に垂直に立てられた2本のポストと、その頂点を結ぶ水平なク
ロスバーとからなる。
ポストの感覚は7.32m(8yd)で、クロスバーの下端からグラウンドまでの距離は2.44m(8ft)である。
ゴールポストとクロスバーの幅、厚さと厚さは同じで、12cm(5in)を越えてはならない。ゴールラインの幅は
ゴールポストおよびクロスバーの幅と同じである。ネットをゴールとその後方のグラウンドに取り付けることが
できるが、それは適切に支えられ、ゴールキーパーの邪魔にならないようにする。
ゴールポストとクロスバーは白色でなければならない。
安全
ゴールはグラウンドに確実に固定しなければならない。移動式ゴールはこの要件を満たしている場合にのみ
使用できる。
国際評議会の決定事項
決定1
クロスバーが移動したり破損した場合は、それが修復されるか元の位置に戻されるまで、プレーを停止する。
修復が可能な場合は、試合は放棄される。クロスバーの代わりにロープを使用することは認められない。クロ
スバーが修復できた場合は、プレーを停止したときにボールのあった地点でボールをドロップして試合を再開
する。
決定2
ゴールポストとクロスバーは木材、金属またはその他の承認された材質で作らなければならない。その形は、
正方形、長方形、円形、楕円形のいずれかで、競技者に危険なものであってはならない。
決定3
チームがフィールドに入場してからハーフタイムで離れるまで、及びハーフタイム後に再入場してから試合の
終了まで、フィールドあるいはフィールドの設備(ゴールネットとそれで囲まれたエリアを含む)には、有形で
も映像でも一切の商業広告は認められない。特に、ゴール、ネット、フラッグポストやその旗には、一切の宣
伝者を表示してはならない。これらのものに余計な備品(カメラ、マイクロフォンなど)を付けてはならない。
決定4
テクニカルエリア内あるいは、タッチライン及びゴールラインの外側1m以内の地面には、いかなる広告も認
めらない。さらに、ゴールラインとゴールネットの間のエリアにも広告は許されない。
決定5
FIFA、大陸連盟、各国協会、リーグ、クラブ、その他の団体の公式ロゴやエンブレムを、決定3に規定された
プレー時間中は、有形でも映像でもフィールドやフィールドの設備(ゴールネットとそれで囲まれたエリアを含
む)に表示してはならない。
決定6
コーナーキックを行うときの距離を確実に守らせるために、コーナーアークから9.15m(10yd)離れたところ
に、フィールドの外側にゴールラインと直角のマークをつけることができる。
(財)日本サッカー協会の決定
(a) 日本国内での国際試合及び国民体育大会等の全国規模の大会でのフィールドの大きさは105m×68m
とする(1985年11月21日理事会決定)
なお、国際サッカー連盟はワールドカップ、オリンピック、ワールドユース大会等でのフィールドの大きさは
105m×68mと定めている。
(b) クロスバー及びゴールポストの幅、厚さとも12cmのものが最も適当と考える。
(c) このマークはゴールラインから5cm離して直角に30cmの長さの白線をつける。