脳神経科
脳神経科 「大事になる前に観察する」 1.脳内に出血などの異常があると前後左右にふらつきがみられる。例えば脳内の右側に微量の出血が あると人は右側に倒れやすくなる。後頭部なら後へ倒れるのです。 2.最近 顔が白いかなと感じたら首筋に触れてみるとカチカチに硬くなっているはずです。 頭を強打した経験がある場合は2〜3ヶ月後が危険でしょうCTを撮るとかしたほうが良いです。 頭を強打する=「慢性硬膜下血腫」と「くも膜下出血」などに注意 3.激しい頭痛と吐き気。 緊急を要する事が多いです。脳内の多量の出血による脳の圧迫が考えられる、更に意識レベルに 変化が現れる場合は危険! 意識不明は脳が出血により圧迫された状態なので6時間以内に手術を受けないと命が危ないし 命を取り留めても植物状態になりやすい。しかし視床下部に障害があると人工呼吸器を使用し ないと助かりません、完全な脳死です。 「視床下部への影響」 意識不明となり血圧が240mmHg以上に上昇します、そして時間経過と共に低下してきます。 圧迫されヘルニアを起こしているのです。 4.手術 脳の硬膜下出血では頭蓋骨に10円玉ぐらいの穴を開け血液を出し脳内を洗浄します。その後 管を入れて血液を抜き出します。通常はこれでつぶされた脳は元に戻りますが人により時間が かかります。 治療はタンパク質を点滴で投与し酸素濃度を上げる。 |