消化器科


●手術のリスク
 あらゆる手術には術後の合併症(リスク)がつきものです。
 術後合併症としては、心不全、肺水症、肺梗塞、出血、胆汁濃、等があり、また高血圧、腎不全がある
と合併症の起きる確率は高くなり加えて血管への合併症も起きやすく、合併症が重症化する可能性があり
脳梗塞、心筋梗塞が起こる可能性も高くなりますが確率的には低いと考えます。

●血栓
 人の体は 体重60kgの人で1時間に60mlの水分が必要です。長時間同じ姿勢で高速道路を運転する、
長時間のデスクワークなどをするとき、乾燥する飛行機内、ペットボトルミネラル水で 水分を摂りましょう。
そうしませんと 脹ら脛にできた血栓が、動きだして血圧が上昇した時、肺動脈や脳血管などに移動し、血栓症
を起こしかねない、1時間以上同じ姿勢をとらない、又は血栓の出来やすい食事を摂らないことですね。


 肝臓は、大きな臓器=科学工場です。
肝臓は、ブドウ糖など多くの物質の合成、分解、代謝に係わっています、ですから糖尿病にも関係があると思います。
  科学工場と言う事は、体にとって有毒な物質を分解し、解毒する働きも有しています。
   一般に 酒を飲み過ぎると肝臓を悪くする。
 アルコ−ルの9割以上が肝臓で分解処理されていること、飲み過ぎは肝臓に常に大きな負担をかけることですね。
  大酒を数日間続ければ、まず脂肪肝という状態が、これは肝臓の細胞の中に脂肪がたまってくる状態です。
 ほとんど自覚症状が無か、人により少しの疲労感程度と聞きますが 軽い間は禁酒さえすれば数週間で
正常な状態に回復しうるとの事です。
 しかし 飲酒を続けてゆくと、肝臓の細胞の間に「線維」という物質がだんだん増えてきて、
  肝障害=アルコ−ル性肝炎。肝臓全体は小さく硬くなり肝硬変の状態に。(肝細胞はどんどん死んでしまう)
   肝臓の血行障害ですかね。あわてて酒をやめても完全には回復しません。
  症状として 疲れ易い、腹がはる、食欲がなくなる、更に進むと 黄疽、腹水、浮腫、食道の静脈が破れて大出血
 治療は完全に酒を断つ(大出血ですが Dが以前入院した時に目撃しております)
安静にして、高タンパク、高カロリ−の食事を摂る、基本は食事ですね。(注:7割近くは5年以上生存可能である)

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