●マッサージ
循環障害の改善に役立つと思われる。機械的な効果、科学的な効果、心理的な効果が期待できる。
血流には、静脈系を介して心臓への還流量増加、末梢への動脈血流増加、リンパ流でも、深部リン
パ管が閉塞してしまっていても 表在リンパ管(皮膚のすぐ下)流量増加させ筋肉疲労軽減、発汗
排泄を促進させる。そう、むくみはリンパ液の循環障害が原因でもあります。
●入浴は?
運動と同じくエネルギーを消費し、血糖を下げます、ただ、インスリン注射後、経口剤使用中は
低血糖をおこす場合ありで注意が必要、食後2時間後がお奨めです。
●腎症があっても平気ウオーキングのすすめ
準備 DMグッツは忘れずに(⌒⌒)v
靴・・・・かかとに指一本入るかな? バック・・・両手が自由になるデイバック
服・・・・通気性 吸湿性がある物 帽子・・・・日射病防止
タオル・・体温調節に その他・・・携帯電話、デジカメ
準備運動(ストレッチ)
車に例えると暖機運転(やらない人もいる)
何でも急は良くありません、最初は軽い運動で 徐々に身体を暖め 身体の感覚を目覚めさせる。
さて歩こうか 家や職場の周り何か発見できるかも(⌒⌒)v。
「姿勢良くしっかり歩こう早歩き」 だらだらは効果が出ません。時々休もうね。
でも足に注意!かかと 土踏まず つま先 つま先で蹴り出す の着地パターン。
え!忙しくて暇がない...何時も車で行く所を自転車で、自転車で行くとこは歩きだよ〜ん。
Dは病院のエレベータでなくて階段利用 透析の送迎で5階までね。(週三回)
●無理にやろうとしても長続きしないでしょう。
だから、ながら運動でよいのです。
生活のなかで体を動かす炊事、洗濯、仕事、等々結構良い運動ですよ。
食べたら運動カロリー消費。(Dは無駄消費は嫌だね、だから上記↑)
オイラは運動よりもお仕事 体を動かす事が好きである。
しかし、腎臓機能の低下がある患者さんは激しい運動は避けるべきだ。(血圧制御してるのは腎臓である)
●高齢でも合併症があっても運動はできる!
1.体力をつける
透析療法を導入すると体力が低下する傾向があり、体力の持続には十分な栄養補給と適度な運動が
必要で、長期の透析を続けると筋肉量がおちる、見た目には「るいそう(やせる事)」を防ぐ狙い
もあります。一般に運動すると筋肉組織内のタンパク量を増加させ、筋肉量の低下を防ぐことになる。
食欲も増して栄養面も良くなる。
2.心肺機能の保持
心臓や肺の合併症の予防、働きを低下するのを防ぐ事につながる。
3.寝たきりを防ぐ
まだ歩けるのであれば出来るだけ歩く、あるいは体を動かす、外出も出来るだけする。
4.骨折を予防
透析患者さん特有の腎性骨異栄養症(ROD)骨病変があります。二次性副甲状腺機能亢進症に伴う
線維性骨炎で、予防と治療は、血清リンのコントロールや活性型ビタミンDの投与です。
宇宙飛行士は長時間無重力状態におかれて骨が脆くなる事はご存じと思いますが 運動や重力などで
骨に一定の負荷をかけることで骨の強度を増します。健康体にも言えることですが 運動すると骨を
支える筋肉や建を強化し転倒や転倒しても骨折しない骨をつくると考えられる。
5.透析中の低血圧の予防
D母も時々あります。透析中の低血圧は除水を困難にします、血圧が100以下となり生理食塩水を
点滴したり 透析開始時に低めの場合は薬を服用します。
適度な運動を行う事により心肺機能を持続でき 透析中に血圧が下がりにくくなると考えられる。
●診断の目安(診断してみましょう)
性別 標準範囲 肥満傾向 肥満
男性(30歳未満) 14〜20 21〜29 30%以上
男性(30歳以上) 17〜23 24〜29 30%以上
女性(30歳未満) 17〜24 25〜34 35%以上
女性(30歳以上) 20〜27 27〜34 35%以上
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