光明真言の五仏について



真言の全文は↓


Om(オーン)

Amogha(アボキャ)Vairocana(ベイロシャノウ)Mahamudra(マカボダラ)Mani(マニ)Padma(ハンドマ)

jva-la(ジンバラ) pravarttaya(ハラバリタヤ) hu-m(フーン)



Amogha(アボキャ)は、眼耳鼻舌身の五感によって得られる情報をもとに、現実生活を成就させてゆく智恵を授ける仏である。(不空成就如来)

Vairocana(ベイロシャノウ)は、永遠普遍、自性清浄なる大日如来の絶対的な知恵で他の四仏を統合する中心の仏である。(大日如来)

Mahamudra(マカボダラ)は、鏡が一切の事象をありのままに分け隔てなく映し出すように、一切をあるがままに受け入れ、分別をしない智恵を授ける仏である。(阿如来)

Mani(マニ)はすべてが平等の仏性を持ち何事も平等に観る智恵を授ける仏である。(宝生如来))

Padma(ハンドマ)はすべてのものがもつ各々の個性、特徴を見極め、その個性を活かすようにする仏である。(阿弥陀如来)


これは宇宙創生の原理(神)によって作られた大日如来(太陽神)を中心とする五仏に祈るマンダラである。