生まれたての
しあわせまであと少し
だからって焦らない
ゆっくりとした風がそよぐように
無理に掴んだりはしない
少しの力で壊れてしまう脆い絆
隣りにくるまで待ってる思いがほしい
だから笑う
それまでは笑顔で
次にくる風が通りすぎないように
哀しくない
嬉しい笑顔で
私は泣いたりなんかしない
ふとした時に忘れてしまう
しあわせと思えることなんて
いつだって目に見えないものはそう
何かの切っ掛けで思い出したって
今まで築いてきたものはもうなくて
気付くのは遅すぎて
どんどん離れていってしまう
焦ったり必死になったり
みっともなく汗をかいたり
そんな俗物的なことは嫌い だけど
失いたくないものは誰にだってあるから
しあわせ逃げないで
いつだって近くにあるのにね
すぐ傍にいてくれてるのにね
簡単なことも分からないで
しあわせなんて
どこにだってあるのに