ヒカリを目指して飛んではぶつかってる
何度も何度も飛ぶけれど
羽根が千切れたって届かない
ヒカリの向こうにいる人は
小さなものを目には映さないから
 
声を嗄らした夏の終わり
ヒカリはどこにあったのか
ヒカリに触れたかった
ヒカリを探していた
望んでいない暗闇はすぐそこ
潰されたのは夢
剥がされたのは2枚の羽根
もう飛べない
もう会えない
もう啼けない
どこにもいけないから
 
ここで終わるしかない