夢の中 泣き叫ぶキミは退廃的で
生きたいと願いながらも死を望んでいる
北國の小さな駅の石油ストーブ
小さな灯火今にも消えそうな薬缶の湯気
強くなくてはいけないことなんてない
風を感じながら揺らめいているのもいい
いつかはなくなるものだと諦めてしまえばいい
儚いものは あたりに散乱しているから
 
誰かが生きれば 誰かが死ぬから
人は繰り返し夢をおっていくもの
見えない何かを先に感じて
ボクは黒いブーツで雪の上を歩く
吐息は白く赦された世界は銀色
時々横切る鉄の群れ その力は強くて
けれど傍にいたいとは思わない
 
悲しい日には キミと
嬉しい日には 夢が
神様の涙が降れば世界は染まる
ボクの思うようになるから
願いは何でも叶えるよ
望みをすべて赦せるよ
ボクが望んでいるものはたったひとつ
この世界を真っ白に
キミの望む世界
キミだけは生きられる世界
手を握ってもいい?
そうしたらどこか懐かしいこの駅で
ぬくもりを感じて寄り添うよ