雨の日に
 
 
雨の日は青いレインコート着て水たまりを飛んで
赤い長靴が真っ黒くなるまで笑いあった
同じことしてればどこだって天国になれたから
飛んで飛んで
キミも僕も泥で真っ黒
それでも可笑しかったのは手を繋ぐ相手がいたから
 
あの時泣きたいのに笑えた
真っ黒になってく自分が可笑しくて
しまいには顔にまで泥をつけたキミが可愛くて
嫌な日だったのに
キミの笑顔を見て思い出したよ
本当に大切だったもの
 
僕たち手をとって笑ってた
道行く人は悲しそうな顔で避けて
綺麗な服に泥が被らないこと願ってた
それでもどこか羨ましそうに
混じることも止めることなく
きっと昔を見ていたんだね
素直になれた頃忘れてたんだね
一緒に手を繋ぐ相手見つけられずに
最後には笑って通り過ぎるんだ