3月12日(火)
来週の火曜日に去勢することになった。
ご存知の方もいるかもしれないが、コロ太は2つある睾丸のうちの1つが
体内に残っている、いわゆる「片チン」という状態である。
別に、片側だけだからといって体調が悪いということもなく元気そのもの。
ブリーダーさんからも「片方でも繁殖能力に問題はないよ」とのうれしい
アドバイスもいただいていた。
もしかしたら、「自然に外に下りて来るかも知れない」という期待も込めて待った。
でもやっぱり出てこない。
獣医さんからは、「繁殖させる予定がないのなら、体内に残った睾丸は取り出した
ほうがいいですよ。将来ガンになる可能性が高い」という指摘も受けた。
繁殖させる予定もないし、それならばいっそ全てを取ってしまおう。
その代わりに、コロ太が1日でも1秒でも長生きする方の可能性を選択しよう
ということを家族で決めた。
(コロ太の子供を見てみたかったかなぁという気持ちも少しあって少々残念
でもある)
体内の睾丸も取り出すのでお腹を開かなくてはいけない。
どうか無事に手術が執り行われる事を祈るばかりである。
3月15日(土)
今日はコロ太をお風呂に入れた。案の定洗い場内をクルクル廻って逃げた。
お風呂は嫌いではないようだけれど、どうやらシャワーの音が苦手な様子。
シャンプーでゴシゴシ洗っている間は気持よさそうなのに、「ジャ〜」っと
聞こえるとクルクル・・・
一度は頭にタオルを乗せて、カポ〜ンとやってみたいのだけれどまだまだ
無理みたいです。
修業が足りん!!といったところなのかなぁ〜
3月16日(日)
今日は「日曜大工」という言葉がピッタリの1日だった。
カラーボックス2つを留め具で固定してキャスターを付けて・・・
という作業を行い、「なんちゃって本棚」が完成した。
はっきし言って工作事が得意ではないコロ太姉にしては力作だったと
思う。(出来合いモノをくっつけただけやんけ〜と言われそう)
「やれば出来るんやん〜」っと一人ご満悦の姉なのでした。
コロ太くんは?・・・部屋に1歩も入れてもらえず、あんまり楽しくない
1日なのでした。
病院に入る前に釘など飲んで病院行きにでもなったらシャレにも
なりません!!
3月17日(月)
今日7時過ぎにコロ太を病院に連れて行った。いよいよ手術は明日になった。
何事もなく無事に手術が終わってくれればいいと思う。

コロ太のいない家の中は静か過ぎるように感じる。以前は何も感じなかった
静かさなのに、何だか物足りない。
はやく迎えに行きたいな〜
3月18日(火)
今日の5時過ぎ獣医さんから手術が終わったむねの連絡があった。
まだ詳しいことは聞いていないけれど、とりあえずは一安心といった
ところ。
今頃はズキズキする痛みに一人で耐えているんだろうな・・・
大丈夫かなぁ・・・
1日も早く回復しますように・・・
3月22日(土)
今日、術後検診に行ってきた。
「キズ口もきれいで順調な経過です。」とのことで
良かった。
コロ太自身自も「ボク、よくなったかも・・・」と思っている
ようで、今朝くらいから少しずつチョロチョロし始めた。
で、調子に乗った瞬間「ズッキ〜ン」となって、またしばらく
プルプル震えて固まる。といった行動を繰り返している。
歩く姿はおじいちゃん犬のようで、
「コロ太も歳をとったらこんな感じなのかなぁ」なんて
フッと考えた今日なのでした。
3月21日(金)
夜になってからコロ太がものすごくぶるぶる震えている。
触ろうとしたら犬が変わったように唸る。吠える。
家族みんな「何が起こったんだろう・・・」と緊迫したムードが流れた。
一向に落ち着かない様子にコロ太母が動物夜間救急病院へ電話をかけて
色々状況を話した。
獣医さんからは、
「ホルモンの関係で情緒不安定なのと、若い犬なので外に出れなくてストレス
がかかっている。 ケージでのトイレをセーブして我慢をしているかのしれない」
が考えられるので少しだけ外に出してみてください。
との指示があった。
電話を切ってすぐに外に出すために準備をしていた。
そしたら、玄関先でものすごい量のおしっことウンコをした。
やっぱりかなり我慢をしていたようだった。
すこし外を歩かせて家に戻ってきた頃にはいつものコロ太に戻っていた。