水口
水口
『東海道五十三次之図』 水口
水口
水口宿は、加藤家三万五千石、水口城の城下町として栄えた。また、伊勢路へ向う人たちが利用する宿場でもあった。 当時多くの農家で干瓢が栽培され、干瓢を干す風景は初夏の水口の風物詩とされていた。 現在でも干瓢がは水口の特産品として親しまれている。 この図の題名は「名物干瓢」。町外れの農村で女性たちが干瓢を削ったり、天日に干したりしている様子を描いている。