石薬師
石薬師
『東海道五十三次之図』 石薬師
石薬師
石薬師宿は、古刹・石薬師寺に由来し、元和2年(1616)に宿場となった。 石薬師寺は真言宗の寺で、神亀3年(726)に泰澄が開創し、その後弘仁3年(812)に空海(弘法大師)が開眼法要を行って人々の信仰を集めた。 この図の題名は「石薬師寺」。街道の正面に石薬師寺の山門と、背後に続く石薬師宿の家並みを描いている。