袋井
袋井
『東海道五十三次之図』 袋井
袋井
袋井宿は、他の宿場より遅れて元和2年(1616)に整備された小さな宿場で、江戸から数えても京から数えても27番目とちょうど中間点にあたる。 遠州三山(法多山尊永寺、万松山可睡斎、医王山油山寺)の宿場町でもあった。 この図の題名は「出茶屋ノ図」。宿場外れの出茶屋で、飛脚や駕籠かきがたばこを吸って休憩している様子を描いている。 遠くに宿場や馬を引く農夫が見える。