金谷
金谷
『東海道五十三次之図』 金谷
金谷
金谷宿は、大井川の西岸側(京都側)に位置し、牧之原台地が迫る狭隘な場所に設置されていた。 東岸側の嶋田宿とは1里の距離で、蒲原−由井間と同様東海道中最短である。金谷宿は島田宿同様、大井川が増水して川止めになると、 江戸方面に向う旅人が足止めされ大いに賑わった。 この図の題名は「大井川遠岸」。金谷宿に向う旅人の一行が大井川を遠江側に渡って行く様子を描いている。 向うの牧の原台地 につながる山峡に金谷坂と金谷宿が見える。