箱根
箱根
『東海道五十三次之図』 箱根
箱根
箱根宿は、元和4年(1618)に箱根山の箱根峠と箱根関所の間の狭い地域に設置された。 関所は、江戸幕府防衛のため芦ノ湖畔に設けられ、この関所から江戸寄りに古くからの箱根の町である「元箱根」が位置する。 この図の題名は「湖水図」。西へ向う大名行列が、芦ノ湖から聳える箱根山の山峡を越して行く様子を描いている。 この険しい峠を越えると、相模国から伊豆国へと至る。