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コンピュータの接続方法

コンピュータの接続形態にはどのような形があるのでしょうか。

コンピュータネットワークといっても、たんに2台のコンピュータを接続したネットワークから世界中のコンピュータがつながったインターネット まで様々です。ここでは、コンピュータネットワークの基本的な接続形態について見てみます。

 ◆2台のコンピュータをつなぐ
 ◆3台以上のコンピュータをつなぐ ( ハブの利用 )
 ◆ハブどうしを接続する(カスケード接続)
 ◆ネットワーク間をつなぐ(ルータの利用)
 ◆インターネットにつなぐ(ルータの利用)
  
 (注)クライアント/サーバシステムについては、 ここ を参照してください。

◆ 2台のコンピュータをつなぐ


2台のコンピュータを、 ツイストペアケーブル で直接接続した、最も単純なネットワークです。
クロスケーブル を用いて、コンピュータどうしをつなぎます。 コネクタ(ケーブルの差込口)が必要です。 ノートパソコンなどは、あらかじめコネクタ(ケーブルの差込口)か、 LANカード を差し込む PC カードスロット が用意されている場合が多いので、 容易に接続できます。 もしそれらが用意されてないデスクトップパソコンでは、 LANカード (ネットワークインターフェースカード、 NICとも呼ばれます) を購入して、コンピュータに取り付けます。
このようなコンピュータどうしを直接接続する形態を、 ピアツーピア ( PtoP , P2P ) といいます。
この接続形態は、主に ファイル共有 プリンタ共有 を利用することが主目的です。
プロトコルとしては、 NetBEUI が用いられますが、 TCP/IP でもかまいません。 TCP/IP を利用する場合は、それぞれのコンピュータに IPアドレス を割り当てる必要があります。
なお、 NetBEUI や TCP/IP などのプロトコルは、Windows などのオペレーティングシステムに装備されています。

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◆ 3台以上のコンピュータをつなぐ ( ハブの利用 )

ハブ を用いれば、何台もの機器を1つのネットワークとして構成することができます。
ハブ は、複数のケーブルを束ねる集線装置で、ケーブルを接続するためのコネクタ ( ポートともいう )が複数設けられています。このコネクタとコンピュータをケーブルで接続すれば、 ピアツーピア のネットワークが構成できます。 ハブには、大きく分けてつぎの2種類があります。

 リピータハブ伝えられた電気信号が、すべてのコネクタに伝えられます。
 スイッチングハブ伝えられた電気信号を解析し、相手先の機器が接続されているコネクタだけに伝えられます。 リピータハブに比べて、余計な信号をネットワークに流さなくてすみますので、ネットワーク負荷を軽減できます。

若干値段が高くなりますが、機能的に優れているので、 スイッチングハブ を利用するとよいでしょう。

ハブとコンピュータを接続するためのケーブルには、 ストレートケーブル を用います。

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◆ ハブどうしを接続する(カスケード接続)


ハブどうし接続することを、 カスケード接続 といいます。
カスケード接続により、多くの機器を1つのネットワークとして構成できます。ただし、カスケード接続できるハブの台数は、 最高 4 台 までです。
ハブどうしを接続する場合、片方のハブは、 アップリンク または カスケード と 書かれたポートに、もう一方のハブは、それ以外の任意のポートに接続します。なお、最近のハブは高機能化しています。接続されている機器が、 ハブかコンピュータかを自動認識し、どのポートを利用して接続してもかまわない製品が多く出てきています。

ハブどうしを接続するには、一般に ストレートケーブル を用います。

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◆ ネットワーク間をつなぐ(ルータの利用)


同一のネットワーク内の各コンピュータどうしは、直接的な通信ができますが、他のネットワークのコンピュータと通信することはできません。 その場合は、ネットワーク同士を ルータ でつなぐ必要があります。 言い換えれば、ネットワークどうしは、 ルータ によって接続され、ネットワーク間での通信が可能になるというわけです。
ルータは、ネットワーク上を流れるデータを他のネットワークに中継する機器でもあり、 どのような経路を経てデータを転送したらよいかという 経路選択 も行ってくれます。

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◆ インターネットにつなぐ(ルータの利用)


ルータ は、その配下のネットワークにつながっている全てのコンピュータを、インターネットに接続する働きをします。
また、あるコンピュータから発信された情報は、ルータを経て、インターネットに送り出され、世界中どこにでも届けられます。 その背景には、インターネット上に存在する多数のルータが連携しあって、あて先までの最適なルートが選択されるという仕組み が働いています。なお、ルータによる経路選択を、 ルーティング といいます。


インターネットとの出入り口には、 プロバイダ の ルータ が置かれています。
プロバイダと契約することにより、自分のネットワークをプロバイダのルータにつなげてもらいます。
自分のネットワーク配下のコンピュータから発信された情報は、まずプロバイダのルータに渡され、さらに、そこから先のルータによるルーティング が続行されて、インターネット上を伝わって行きます。
また、他からの情報も、プロバイダのルータを経て自分宛にルーティングされてくるわけです。

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自宅の小規模ホームLANの接続例

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