材料について

・ モチーフを形作るワイヤーは、アートワイヤーのノンターニッシュシルバー、ノンターニッシュブラス(もしくはティンカッパー)を使用しています。銅線にメッキを施しコーティングしたもので、強く削るとコーティングがはがれます。ノンターニッシュシルバーは、銀メッキです。変色には比較的強いですが、長期間外気や湿気にさらすとくすんできます。

・その他は、ロジウム加工など、メッキの金具を使用しています。アンティーク色(金古、銅古)は、ロジウムメッキの上に古美色を着色加工したものです。
こすれが激しいリングの指の間部分などですと、はげて地色が出てきてしまうことがあります。透明マニキュアなどを塗ってコーティングすれば、長持ちします。

・金属アレルギーで、金具を樹脂、チタン、シルバーなどに交換してほしい方は、ご相談ください。

アクセサリー取り扱いの注意

・ビーズ,天然石,金具は,汗や摩擦により色落ちしたり,褪色,変色するものがあります.悪しからずご了承下さい.

・ビーズ,天然石を長期間直射日光に当てると,変色,褪色する場合があります.保管の際にはご注意下さい.

・強い力や熱を加えないでください.

・ワイヤー製の作品は,変型したら指で整形し直してください.その際に何度も曲げたり捻ったりすると,切れる可能性がありますので注意してください.

・コーティングしていない金属ワイヤーを使用している作品は,ワイヤー部分が錆びる可能性があります.出来るだけ乾燥した状態で保存することをおすすめします.銅製のワイヤーが錆びると緑色のサビが出ます.これは緑青と言って一応有毒なので,よく洗うか拭くかして,サビを落として下さい.

・ひとつひとつ手作りしているため,形や色合いが多少異なる場合もあります.

・天然石やハンドメイドビーズを使用しているため,形や色合い,含有物などが各々異なる場合もあります.

アクセサリーの破損・一部紛失の修理・修復について

スペースに直接お持ち頂くのがベストですが,それ以外の場合は,まずはメールかお手紙で御相談ください.パーツが入手出来ず,修理を承れないケースがあるためです.可能ならば,アクセサリーの破損状態を示す図や写真が添付されているとお返事しやすいです.
あらかじめメール等で破損状況を把握できれば,イベント当日にお持ち頂いて,その場で修理可能な場合もあります.

・パーツが入手困難な場合は,お受けできないことがあります.
・破損や紛失の度合いによっては,費用を頂くこともあります.
・郵送にて御依頼の際に,事前の相談なく当方にお送り頂いたのち,修理費用が発生した場合には,料金代引にてのお渡しになります旨ご了承ください.
・郵送による受け渡しには,基本的に普通郵便を使用します.その他の発送方法を御希望の場合は,差額を頂きます.

アクセサリー豆知識

テグス製の作品の形が崩れた場合
  水に濡らして整形し,ドライヤーなどで暖めてください.この時,きちんと整形した状態で暖めること.また使わない時は,指輪ならホルダーにはめておき,ネックレスなら吊るしておくと変形しにくいです.

色がくすんでしまった場合
 
汗や 皮脂がついてしまうと,くすんで輝きが失われることがあります.その場合は,下記のように軽く洗うと,ある程度は綺麗になります.ただし真珠,珊瑚,琥珀,オパールなどの有機性の石は水道水で洗わないで下さい.

汚れや汗のため洗いたい場合
 歯磨き粉やクレンザーなど,研磨剤が入っている洗剤で絶対に磨かないでください.アルコールや台所用洗剤が好ましいが,表面加工しているビーズや金具は,色落ちする可能性があるので,目立たない場所で試してからにしてください.乾燥させる際も,柔らかい布を用いて,強く拭かないようにする.真珠や珊瑚の場合の取り扱いにはご注意下さい.

金属アレルギーのケがある場合
 肌に触れる金属部分に,マニキュア(透明)トップコートなどを塗ると,反応が軽減するようです.

真珠,オパール,琥珀,珊瑚の取り扱い
 基本的にガーゼ等で拭くだけにして,水道水で洗わないでください. 水道水に含まれる塩素によって痛んでしまう可能性があります.