腹が膨れて、酔っ払ってくると、
水辺でまったりタイムがはじまるのです。
足なんか冷やして。
きゅうりとトマトをあら塩でまたはスイカ などを
デザートがわりに かじりつつ。
無駄話などに花を咲かせつつ。
時間はあくまでゆっくり過ぎるのです。
以降、泳ぐ→カヌーに乗る→岸辺の岩から飛び込む を、
日が傾きトンボが舞い始めるまで
くりかえしくりかえして、男どもは
童心にかえるというより、
子供の頃から何も成長していないところを
すっかり露呈していたのでありました。
しかしながら、次の日の疲れようといったら、
子供なのはアタマだけだったことを思い出させるには
充分すぎるほどだったわけで……