子どもをダメにする現代の3つの毒

初瀬基樹

 インターネットであるホームページを見ていたら、「なるほど、その通り!」と思うものがありましたので、それをご紹介したいと思います。尚、一部そのまま引用していますが、他の資料も参考にしながら書いていますので、そのホームページの内容とは異なる部分もあります。ご了承ください。

●     第1の毒 「速視速聴」→友達と遊べない、言葉が遅れる、学習が困難に…

●     第2の毒 「遅寝遅起き」→ぐずぐず、だらだら、無気力に…

●    第3の毒 「おかし」→いらいら、きーきー、かんしゃく持ちに…

◇第1の毒 「速視速聴」

 テレビ、ビデオ、ゲーム、パソコン、カセット、CD、動きの速いおもちゃなど、こうした一方的に強い刺激にさらされる環境に子どもが置かれると、子どもの脳はそれに適応しようと偏った発達をしてしまうようです。多くの研究者が「乳幼児期(特に0〜2歳の子ども)には、内容にかかわらず、テレビ、ビデオなどを長時間見せることは危険だ」と警告していますが、現実に保育界においても各園からの事例として、家庭で長時間テレビ、ビデオを見ている子の奇妙な行動についての報告が多数あります。注意力が散漫で、話していても視線が合わないとか、言葉が出ない、遅い、あるいは言葉は出ていても、突然奇声を発したり、その場にそぐわない言葉を発したりする子、次々と友達を押したり、叩いたりする子など、人とのコミュニケーションの取りにくい子どもが増えているようです。自閉症の症状によく似ていますが、こうした子の場合、テレビやビデオを見せないようにし、特定の大人が親密な関わりを持つことで回復していったというケースがよく報告されています。「ついついテレビをつけてしまう。」という家庭に効果的なのは、テレビにカバーをつけることだとか・・・。



◇第2の毒 「遅寝、遅起き」

 これはけっこう前から言われていたことですので、気にしてらっしゃる方も多いと思います。以前の「からたち」でも少し書いたことがありますが、睡眠は「長さ」だけでなく、「眠る時間帯」も重要です。同じ10時間の睡眠をとっていても、夜遅くに寝始めているとしたら、成長ホルモンが充分に分泌されない場合もあるのです。結果として、体温調節がうまくいかなかったり、消化器の働きや血液の流れ、自律神経の働きが鈍くなったりして、午前中ボーッとしていたり、極端に暑がり、寒がりだったりして、ぐずぐずだらだらしているように見えたりするのです。子どもは、やはり夜9時頃までには寝かせた方が良いようです。「それはわかっているけど、うちの子はなかなか寝てくれないんですよ。」という声が聞こえてきそうですが、放っておいても子どもは、なかなか自分から寝るようにはなりません。やはり、おうちの方みんなで協力して、子どもが早く寝るための雰囲気作りが必要だと思います。具体的には、

1、寝る前は興奮させすぎない

 テレビやビデオを見ているだけでも、かなり脳は興奮状態にあるようです。8時ぐらいになったらテレビなどは消して絵本を読んだり、おしゃべりをしたりして寝る準備に入るとよいでしょう。

2、電気は消して、部屋は暗くする

 まったくの余談ですが、うちの子は暗くすると怖いのか、返って眠れません。そのため仕切りを外してある隣の部屋の電気をつけ、真っ暗にならないようにし、子どもが完全に眠ってから電気を消すようにしています。

3、テレビなどの音は小さくする(子どもが寝る部屋ではテレビは消す)

 お父さん、お母さんがどうしても見たい番組があるときは、ビデオに録画して、子どもが寝た後でゆっくり見るようにしてみては?

4、寝かしつける時間は15分から30分(もしくはそれ以上)かかるものとあきらめる

 「はやく寝なさい!」と怒ったところで、そうそう眠れるものではありません。安心して心地よい眠りにつけるよう、やさしく背中をとんとんとたたいたり、おでこや頭をなでたりすると良いようです。

5、お父さんも出来るだけ早く(8時前に)家に帰ってくる

 とは言ってもお仕事によってはなかなか難しい家庭もあるかもしれません。せめて、お母さんが子どもを寝かせている時に帰宅した場合は、お父さんに自分で食事の支度、片付けをしてもらうなど、家庭内で協力し合うことが大切です。(※お母さんが寝かせつけることを想定して書いていますが、逆の場合もあるでしょう。ちなみに我が家の場合、下の子は母親と寝ますが、上の子はほとんど私と寝ています。私の方が早く寝てしまうことも多々ありますが・・・)

6、朝は寝ていてもカーテンを開け、部屋を明るくする

 朝日を浴びることで体内時計のズレを正すのだそうです。また、子どもが小さいうちから「自分自身で目を覚まして起きる」ことが出来るように援助していきたいものです。



◇第3の毒 「おかし(砂糖)」

 子どもは1日3回の食事では充分に栄養を摂取できませんから、おやつが必要です。しかし、注意しなくてはならないことは<おやつ=甘いお菓子>ではないということです。甘いもの(砂糖)は満腹中枢(というのかわかりませんが「お腹がいっぱいになった」と感じる神経)を麻痺させるのだそうです。昔から「甘いものは入るところが違う」などと言われていましたが、実際に子どもに甘いものを与えると、どれだけでも食べてしまいます。もちろん、甘いもの(糖分)は適量ならば必要ですが、多すぎると体に発疹が出たり、アトピーになったりするようです。また、もっと心配なのは、奇声を発したり、じっとしていられず、いつも手や足をがたがたさせたり、すぐにカッとなったり、物事に集中できなくなったり、小さい子であれば、よくぐずったり、思い通りにならないと普通以上にきーっと癇癪(かんしゃく)を起こしたりするようになるのだそうです。「子どもが欲しがるから」「お菓子食べてると静かだから」「私がダメといっても、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんがあげてしまうから一緒」といった話をよく聞きます。子どもに甘いものばかり与えることは、毒を与え続けているようなものだということを自覚し、家族みんなで協力し合って、必要以上に甘いものをあげることはやめましょう。


参考: 『保育園の選び方』(http://www.mks.or.jp/~takayama/index.html)内
    「他とはちょっと答えが違う質問のコーナー」他




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