こんな保育をしています
 
理念・方針・目標 
 
 本園は、児童福祉法第39条の規定に基づき、保育が必要な子どもの保育を行い、その健やかな成長が図られるよう適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とし、次に掲げる理念・方針・目標に基づき、教育・保育を行います。

 また、本園は、条例が定める職員や設備の基準その他関係法令等を遵守します。
 
 
 
○保育理念
 
 子ども一人ひとりを神さまから授かった大切な子どもとし、しなやかでたくましい体、優しい心、強い心を育み、深く考えることのできる頭を育てる。また、明るく、楽しく、仲良く、子ども、親、保育者がともに育ちあう保育を実践する。
 
○保育方針
 
 子どもたち一人ひとりが「かけがえのない存在」として大切にされ、心から安心して過ごせる温かな家庭のような園であるために、キリスト教保育の原点である「愛」に溢れた保育実践を行う。また、子どもたちが子どもらしく、いきいきと遊ぶなかで、様々なものを発見し、感動し、考え、表現し、共有するといった豊かな学びができるように努める。さらに自然や動植物とのふれあい、いろんな人たちとのかかわりも大切にし、子どもも、大人もお互いに育ち合っていける場となるよう努力する。
 
○保育目標 
 
  • 健康でバランスのとれた心と体の発達を促す。 保育者や保護者との安定したかかわりの中で、自分を愛し、人を愛し、神を愛する心を育てる。 
  • 自然に触れ、さまざまなものに出会いながら、好奇心を育み、発見する楽しさ、学ぶ楽しさ、創造する楽しさを知る。 
  • 友達とのかかわりの中で、充分に自己発揮しながら、自己統制力もバランスよく身に付けていく。
  •  自分のやりたいことを見つけ、意欲を持ってとことん取り組む中で集中力を養い、やり遂げた満足感を充分に味わって自己肯定感を育んでいく。 
  • さまざまなことを実際に体験することで、生きた知識を身につけ、豊かな感性、豊かな表現力を育む。
 
 
 教育・保育の内容
 
<わが園の特色>
 
豊かな自然      
 
     
 
 わが園を語る上で、なんといっても外せないのは、緑あふれる素晴らしい自然環境です。河内町は古くからのみかんの産地であり、園の周りは見渡す限りみかん山です。東には金峰山、園のすぐ前には河内川、西は島原湾。みかん山をのぼれば、島原湾越しに雲仙普賢岳も一望できます。園を訪れた人は、よく「ここは時間の流れがゆったりしていますね。まるでスローモーションの映像を見ているみたいです。」とおっしゃいます。
 
 また、地域のつながりが残る狭い町ですので、町中みんなが知り合いのような感覚です。園児のおじいちゃんやおばあちゃんの名前を出せば、「ああ、どこどこの、○○さんちの・・・」と、すぐにわかるほどです。

 こんな、のんびり、のどかな風景が残る地域です。保育園の中だけでなく、町全体が、子どもが育つには絶好の環境といえるでしょう。
 
 
キリスト教保育(ぬくもりが育む豊かな心)
 
    
 
 ・ 神さまが与えてくださった命を、大切に心を込めて育てていきたい。
 ・ 愛される喜び、愛する喜びを充分に感じて欲しい。
 ・ 信じる心の強さを育てていきたい。

 「神なき知育は知恵ある悪魔をつくる」(ガリレオ)という言葉があります。いくら賢くなっても、立派な肉体を手に入れても、心が澄んでいなければ意味がありません。わが園では、愛情たっぷりのぬくもりの中でこそ育まれる「心」を大切にしています。
 
 
園庭には「危険」がいっぱい?(リスクとハザード)
 
 
 
  「えっ?」と思われる方も多いでしょう。一口に「危険」といっても大きく分けて2種類の危険があります。「ある程度予測できるもので、遊びをより楽しくするもの(リスク)」と「予測不可能で、大事故、大ケガにつながるようなもの(ハザード)」です。

 遊び体験の少ない幼児は、危険を回避する力がまだ弱いので、大人がきちんと見守る必要がありますが、「危ないから」と子どもたちの周りから、なんでもかんでも危険を取り除いてしまったら、人間が本来備えている危機回避能力は育っていきません。「危険を察する力」、「自分にはどれぐらいのことが出来るのか判断する力」、「いざというときの身のこなし」、「敏捷性」、「粘り強さ」、「精神力」、「失敗したときの痛み」などなど・・・昔のわんぱく少年たちなら、遊びのなかで様々な経験を積みながら、これらを知らず知らずのうちに身につけて育ったものです。しかし、今やこうした経験をする場はどんどん失われつつあります。今の子どもたちには、大人が意識して用意してあげなければならないほどです。

 ですから、わたしたちの保育園には一見、危なそうに見える遊具もありますし、木や高いところも平気で登ったりしています。ただし、自分の力で登る力の無い子は、上で遊べないなど、危険を回避する力の弱い子には登れないような工夫もしています。また、回転式遊具や箱ブランコのように動き始めてしまったら、自分たちの力では止められないような、重大事故を起こしかねない動きを伴った遊具は置いていません。自分の能力に合わせて遊べる遊具ばかりです。(それも、年長児が卒園するときに保育者と一緒に作った手作り遊具です。)

 「あぶないからやめなさい!」と声をかける前に、「本当に危ないのか」、「どうすれば危なくないのか」を子どもの表情を見ながら、一緒に考えていきませんか?
 
 
 
この保育園は遊んでばっかり?(遊びこそ豊かな学び)
 
 
 
 うちの保育園の子は本当によく遊びます。「遊んでばっかりでいいの?」と言われそうですが、私たちは、幼児期には「遊びこそが本当に大切な活動であり学びの場」だと考えています。

 幼児期の子どもを育てるには「気付いたら、総合的にいろんな力が身についていた。」というのが理想だと思います。この時期、偏った知識を教え込むことは、心を育てる上では返ってマイナスになってしまうことも多々あるからです。

 例えば、子どもは早くからでも教えれば字を覚えます。4歳ぐらいからでも、「あいうえお」が読めるようになりますし、書くことが出来るようになる子もいます。しかし、絵本を見て、「む、か、し、 む、か、し、・・・」と読めたとしても、内容が理解できていなければ無意味ですし、お話の世界を想像して、自分の頭の中で登場人物を動かしながら、頭の中でお話を進めていけるぐらいの力が育っていなければ想像力が育っているとはいえません。字が読めるからといって、見かけは本を読めているようであっても、本当に本を読んでいるとは言えないのです。文字だけ覚えても「心」は豊かになりません。
 
 それよりも、大好きな大人に絵本をたくさん読んでもらって、お話の世界をたっぷり味わい、楽しんだ子どもは、間違いなく絵本が大好きになり、自然に字も覚えていきます。想像力が育ち、心が豊かになる上に、おまけとして字も覚えてしまう・・・となるわけです。

 保育の中でも意図的な活動として、郵便屋さんごっこやカルタづくり、言葉遊び、わらべ歌遊びなどをしたり、年長さんともなると毎月の誕生会や父の日、母の日、敬老の日などに、簡単なメッセージを絵に添えてプレゼントしたりしますので、自然と文字への親しみも湧き、ある程度使いこなせるようになっていきます。一方的に教えるというより、子どもたちが自ら意欲的に学んでいけるように環境を整えたり、遊びを仕掛けたりしているといった方がわかりやすいかもしれません。

 同様に、泥んこ遊びをしながら、水と砂の混ぜ具合による固さの違いや、山を作るときの固めかたなど、さまざまな「加減」を遊びを通して、自然と身に付けていったり、積み木や泥だんご作りなど、何時間も取り組んだりするなかで集中力や壊れてもあきらめずに繰り返し挑戦する力を身に付けていきます。また、鬼ごっこやドッジボールなどを通して、ルールを守らなくては遊びが面白くなくなることとか、友だちと協力する、作戦を立てる、助け合うといった力なども育っていきます。
 
 このように、いろんな遊びを思う存分楽しんでいると、卒園する頃には「いつのまにか、いろんな力を身に付けていた」となるのです。しかも、たくさん遊べる子どもは、好奇心が旺盛で、何ごとに対しても意欲的です。学校にあがって、いろんなことを学んでいく上で、大切なのは、こうした好奇心や意欲、ここぞというときの集中力です。これを保育園時代に育んでおきたいのです。まずは基礎、基盤づくりが大切なのです。

 保育の目玉として、いろんなことを教えてくれる保育園はいっぱいあります。それはそれで否定はしませんが、「幼児期にそれらが本当に必要なものなのでしょうか?」私たちは、この幼児期には「豊かな心(の芽)」を育てたいと思っています。なかなか目に見えないものなので、すぐに成果をお見せできないのが残念ですが、一緒に子どもを育てていくなかで、実際に感じて頂けたらと思います。
 
 
 
男性保育者
 
 
 
 これまで、保育園といえば「女性の職場」というイメージが強かったのですが、子どもたちが豊かな人に育つためには、いろんな人のかかわりが必要です。家庭で父親、母親、おじいちゃん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、近所のおじちゃん、おばちゃんなど、いろんな人とのかかわりがあったほうが、子どもに豊かな心が育つように、保育園でもいろんな人とのかかわりがあったほうが良いと考えています。ですから、自然に男性保育者も増えてきたというのが現実です。今では、うちの園には、男性保育者も「いて当たり前」の保育園になっています。
 
 
 
異年齢混合クラス
 
 
 
 もともと3歳未満児の少ない園だったため、0・1・2歳児混合クラスとなることが多かったのですが、2006年度から、本格的に3・4・5歳児も異年齢保育にしました。異年齢保育を行うようになってからは、私たちの予想以上に子どもたちが素敵な姿をたくさん見せてくれました。自分より小さい子と生活すると、「自分たちがしっかりしなきゃ」という責任感が働くのでしょうか、年長児は、より年長児らしく、下の子の面倒をしっかり見てくれるようになり、年長としての誇りと自信が、今までよりもしっかりした姿として表れるようになりました。小さい子たちも、そんな大きい子の姿を見て憧れの気持ちを抱き、なんでも真似をして挑戦する姿が見られます。そして、大きい子からしてもらったように、自分も小さい子に対して、とても優しく接するようになるという姿をよく見かけるようになりました。細かな姿をあげればきりが無いのですが、園全体がほのぼのとした優しい雰囲気に包まれるようになってきて、大きい子が今まで以上に精神的な面で自立してきたように感じています。また、この数年は0・1歳児の途中入園が増え、2歳児を年度途中で進級させ、2歳児~5歳児の異年齢保育も行ってきました。

 もっともっと勉強しながら積み上げていかなければなりませんが、今では、保育者にとっても、子どもたちにとっても、異年齢保育は、とても素敵な保育であると確信しております。
 
 
 
大人みんなで子どもたちみんなを育てたい
 
 
 
 田舎の、それも園児の数が少ない園だからこそ出来ることなのかもしれませんが、「すべての職員が、すべての子どもと、その保護者を知っています。」反対に「子どもたちも、おうちの方々も、すべての職員を知っています。」「子どもたちは、困ったこと、うれしいこと、なんでも、担任以外の職員にも伝えに来てくれます。」これは、「あの子は私の担任じゃないから」といったクラス主義にならないように、「どの子にも職員みんなでかかわろう」「おうちの方々は、子育てのパートナー。一緒に子どもを育てていこう」という私たちの取り組みの成果だと思っています。

 他にも、いろんなこだわりがあったりして、驚くことが多いかもしれませんが、とにかく楽しい保育園です。「いろいろ大変だけど、やりがいがあって楽しい!」そんな子育てを一緒にしていきませんか?
 
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