だいすき!絵本
初瀬 恵美
『はたらくくるま』3冊セット
作・絵三浦太郎
出版社:偕成社
子どもが大きくなってしまってから、書店の絵本コーナーに立ち寄ることが少なくなっていました。先月、久しぶりにゆっくり絵本コーナーをのぞいてみると、『はたらくくるま』の3冊入りセットをみつけました。「まちがいなく、乳児クラスの男の子たちは好きに違いない!!」と思い、早速購入。
読んでみると、やっぱり、大好きな絵本になりました。ただ、好き過ぎて、独占したくなるようなので、追加で購入しようと思います。
絵本には、「ダンプカー」「しょうぼうじどうしゃ」「パワーショベル」など、いろいろな「はたらくくるま」が登場します。車には、かわいい目がついていて表情が豊かで、それぞれ個性があります。そして、それぞれの絵本のタイトルをテーマとして、「働く」ということが表現されていています。
例えば、『よいしょ』ならば「ダンプカーがつちをはこんできました」「よいしょ」(絵:1)
『とどくかな』ならば「かじです!しょうぼうじどうしゃは もえているところまでとどくかな」「とどいた」(絵:2)
『まかせとけ』ならば「パワーショベルがいいました ダンプカーさん つちをはこんでください」「まかせとけ」というように。(絵:3)
見ていても、読んでいてもとても楽しいく、いつの間にか子どもたちは、車の気持ちに引き込まれています。色も形もシンプルなので、小さい子にもとても見やすくなっています。乗り物類が苦手なお母さんも好きになれる一冊だと思います。
贈り物にも喜ばれる本だと思います。
(絵1)
(絵2)
(絵3)
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