だいすき!えほん  

初瀬 恵美



せんたくかあちゃん
作・絵 さとう わきこ 
出版社 福音館書店

 いよいよ5月。お天気がいいと、もう夏到来!といったような陽気になりますね。子どもたちも、お天気のいい日はすっかり、泥んこ遊びにはまって元気良く遊んでいます。
 
 「泥遊びは大切なこと」と分かっていても、やはり、忙しい主婦にとっては、洗濯の前に、手洗いをして泥を落としたり、もう一回余分に洗濯機をまわしたりするのは、大変なことなんですよねー。

 ところが、この絵本の≪かあちゃん≫、題のごとく、洗濯が「だいのだいのだいすき」なのです。しかも見て下さい。たらいで、「洗濯板」を使って洗うのが大好きなんです。すごいですよね〜。家中のものを洗ってしまってもまだ、洗い足りない≪かあちゃん≫は、次に何を洗ったと思います?右の絵をみてください。

 犬に蛙にねずみ、子どもなどなど・・・。さらに、最後には、何と≪かみなりさま≫まで、洗ってしまうのです。その≪かみなりさま≫は、洗われると目も鼻も口もなくなってしまったのです。
 
 そこで、≪かあちゃん≫は、こどもたちに「かみなりさまの かおを かいておやり」といい、子どもに描かせるのです。描きあがった顔をみた≪かみなりさま≫は「なんだかいいおとこに なっちまったぜ」とご満悦!そして、かみなり仲間をつれて、再び戻ってくるのですが、その人数の多いこと多いこと。

 それでも、その≪かみなりさま≫たちの「あらってくれ」の声に「よしきた まかしときい!」と答えるのです。

 何とも豪快で頼もしい≪かあちゃん≫でしょう。それに、短い話ですが奇想天外で、とても楽しいですよ。
 
 保育園にも洗濯板があるので、そのうち、ちいさな「せんたく かあちゃん」が生まれてくるかも、しれません。その日を楽しみに待ちましょう!!





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