あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

あなたは子育てに輝いていますか? 〜いきいき子育て〜

初瀬基樹

 「あなたは子育てに輝いていますか?」なんだかすごいタイトルでしょう?今月20日に熊本市保育園連盟主催で保護者向けの研修「子育て支援セミナー」というのがあります。その第1部がシンポジウムになっており、どういうわけか、私が3人のパネラーのうちの1人として選ばれ、「保育士として、父親として」という立場で話をすることになっているのです。これはそのセミナーのテーマなのです。わが園からも参加を申し込んで下さった方がいらっしゃいますが、そのセミナーのなかで、こんなことを話そうかなと考えていることを、私自身の考えをまとめるためにも書いてみようと思います。

(からたち1月号には、この中から抜粋して掲載しました。20日のセミナー当日は、与えられた時間も短いので、この中からどれだけのことを話せるのか、あるいは、全く違う内容のことを話すかもしれません。ご了承下さい。)


あなたは子育てに輝いていますか?
 
 このように聞かれたら、みなさんならどうお答えになりますか?確かに世間では子どもにかかわる暗いニュースが多いけれど、もしも、うちの子育てが「輝いている」としたら、「まわりは真っ暗」ということになってしまう気がして、とてもとても我が家の子育てが輝いているとは思えません。ただ、我が家では子育ては確かに大変だけど、どっちかと言えば「楽しいな」と思うことのほうが、ちょっとだけ多いのかなという気がしています。


「保育士」は子どもが大好き? 
 
 よく、私の職業を聞かれて「保育士です」と答えると、ほとんどの方が「へ〜男性で珍しいですね。よっぽど子どもが好きなんですね」と言われます。なんだか複雑な思いがします。実際、「保育士」という仕事は、子どもが好きじゃなければ出来ない仕事だけど、私は人一倍「子ども好き」というわけでもないし、かといって嫌いでもない。それで、そんなときは「そうですね。嫌いじゃないですね。」と答えるようにしています。


私が保育士になった理由

 もともと私は、絵を描いたり、物を作ったりするのが好きだったので、美術関係(正確には工業系のデザイン等)の道に進みたかったのですが、大学受験で2年も失敗して、3年も浪人するのは嫌だったことと、両親が保育園を経営していて、親のほうも3年も浪人するぐらいだったら、保育園を継いだら?みたいな感じで、「滑り止め」として受けていたのが日本福祉大学という福祉系の大学だったのです。結局、そこしか受からなかったため、始めは仕方なくだったのです。

 ところが、大学で保育の勉強をするようになって、実際に実習などで子どもと接するようになると、段々と興味が湧いてきて、卒業するころには「保育の仕事って、なんだかおもしろい世界かもしれない。」みたいな気持ちになっていました。そして、「男性保育者のいるところで働いてみたい」と思い、すぐには実家に帰らずに東京の神愛保育園というところに就職したのです。


男性の中にもいろんな人がいる

 その園は、当時(今から15年ほど前)、非常勤の方も合わせて30名弱の職員がいたのですが、そのなかに、園長先生、事務の方を合わせると7人も男性がいたんですね。

 「男性の中にもいろんな人がいる」というのは当たり前といえば当たり前のことですが、意外と私の友だちなんかでもそうでしたけど、保育園みたいに女性が多い職場に「初めて男性を雇った」みたいな所にいくと、「あなた男なんだから力が強いでしょ」とか、「もっと男性らしくダイナミックな遊びをしてちょうだい」「男だから電気関係には強いでしょ」「まったく男は気が利かない」みたいな感じで、たった1人で「一般的な男性像」を背負わされてしまって、始めはその期待に添おうとがんばるんだけど、そのうち疲れてきちゃって、結局、保育士を辞めちゃう・・・みたいなことが多々あるんですよね。でも、私が就職した園は違っていました。「男の中にもいろんな人がいる」というのが「当たり前のこと」として理解してもらえていたし、「子どもを育てるには、いろんな人がかかわったほうがいい」という考えだったので、私も無理せずに「自然体」でいることができました。


尊敬できる先輩たち

 また、その園の男の先輩たちは、子どもたちのことについて、いつも真剣で「保育士は職人だ」というぐらいに、自分の仕事に「誇り」を持っていて、私は、そうやって働く先輩たちの姿を単純に「かっこいいなあ」と憧れていました。正直なところ、それまでは、どこかかで「保育士なんて女性の仕事だ」と思っていましたし、「小さな子ども相手だから」と、ちょっとバカにしていた部分もあったんですね。ところが、実際は全然違って、「小さな子どもだからこそ、ごまかしは効かない」し、「本気で取り組まなければ、子どもを育てるなんてとてもできない」ということにも気付くことができました。


男が子育てにかかわるということ

 
 その園で初めて担当したのが1歳児クラス。その1歳児クラスを担当したときに私が一番困ったのは、お昼寝のときでした。複数担任だったので、交代で子どもを寝かせたり、掃除をしたりとかするのですが、女の先生がつくと子どもたちはみんな気持ちよさそうにスーッと寝ていくくせに、私が寝かせようとすると、クモの子を散らすように、どの子も決まって布団から逃げ出して、あっちの子を捕まえて布団に入れると、今度はこっちの子が逃げ出してって感じで、いっつも追いかけっこになってしまい、一緒に組んでる先生からは冷ややかな目(?)で見られたりして、「どうしてこうなるんだろう」って真剣に悩んだ時期もありました。

 まあ、新人だから「子どもになめられていた」っていうのもあるのでしょうが、後になって、「子どもは父親(男)に求めるものと母親(女)に求めるものが違う」というのを知って、なるほどと妙に納得したのを覚えています。「子どもは母親には安心感を求める」のに対して、「父親にはドキドキ感というか、外の世界への期待、挑戦みたいなものを求める」のだそうです。それを聞いたときに、やっぱり「小さなときから男が子育てにかかわる」って大事なんだなと思いました。

 2〜3年のつもりが、結局5年間東京で働いて、熊本へ戻ってきました。
 

わが子が生まれて・・・家事、育児は誰の仕事?

 東京にいるときに、結婚して子どもが出来たのですが、自分で言うのもなんですが、妻から見れば「頼りになる旦那」だったと思います。オムツ換えとか、食事を食べさせたりといった小さな子どもの扱いに慣れていたし、子どもの病気のこととかにも普通の旦那さんより詳しかったわけですから。

 でも、男ってだめですね。どうしても仕事や付き合いを優先させてしまって、子どもが生まれてからも帰りが遅くなることが多くって、妻には苦労をかけた(今もかけている)と思います。さらに、ちょっと家事、育児を手伝ったぐらいで、いい気になっているんですね。どこかで家事、育児は母親の仕事みたいなのが染み込んでしまっていて、「自分のこと」として取り組もうとはしていないのかもしれません。


我が家における父親の役割?

(おやじの味)


 職業柄、子育て中のお母さんと話しをすることが多いのですが、そのなかで気付くことは、「もっとお父さんが家事や育児にかかわればいいのに」ということです。関わりたくても関われない社会の状況を変えなきゃいけないのは当然のこととして、制度を整えるとともに、もっと現実的なというか、すぐにでもできる身近な子育て支援は、「父親が家事、育児にもっともっと関わること」じゃないかと思っています。 そういう自分が威張って言えるほどやっていないので、あんまり大きいことは言えませんが・・・。それでも、私なりにがんばっているつもりです。夕食の後片付けや風呂の掃除は、基本的に毎日私がしていますし、洗濯物を干したり畳んだりも出来る限り手伝うようにしています。休みの日などは、食事を作ったりもしています。もともと、そういうことも嫌いじゃないので、楽しみながらやっています。余談ですけど、うちには「おふくろの味」ならぬ、「オヤジの味」があるんですよ。特に私の得意料理は「餃子」。あと、パスタやスモークなんかもよく作ります。

 よし、「きょうは餃子作ろうか!」っていうと、妻も子どもたちも「やったあ!」って大喜びしてくれて、食べてる間中「おいしい、おいしい、パパの餃子は世界一だね!」なんて、お世辞だとわかっているけど、やっぱりうれしい。だから、「また作ろう」って気にもなるんですよね。

(ガーデニング)

 それから、家事といえるかわからないんですけど、ガーデニングもやります。はじめは妻から「庭に花を植えたいから花壇が欲しいなあ」って相談されて、「しょうがないなあ」みたいな感じだったのですが、もともとデザインしたり、作ったりするのが好きなので、円形の凝ったデザインにして、レンガを積んで花壇を作ってみました。そしたら、妻や子どもたちも「パパすごーい!」の連発でしたし、隣近所の人や、通りがかりの人まで「とても素人には見えませんね。そういう関係のご職業ですか?」などと言ってくれるものですから、またまたいい気になっちゃって、私の方から「今度はここにフェンスを立てて、こっちにもレンガ敷いて、この辺には木を植えて・・・」という具合に、どんどんガーデニングにハマっていきました。(機会があれば、ぜひ我が家の庭見に来てくださいね。)


理想の夫婦

 やっぱり「子育てが楽しい」と感じられるためには、夫婦関係がよくないと難しいと思います。「この人と結婚して本当に良かった」「子どもが生まれて本当によかった」と思える人は世の中にどのくらいいるのでしょうか?多くのお母さんがたの会話を聞いていると家庭、特に旦那さんの愚痴やら、正直なところ、子どもが邪魔くさいみたいなニュアンスの会話を耳にすることがあります。日本の社会自体、人前で自分の家族をほめるということがあまりないので、そういうものなのかとも思うのですが・・・。よくアメリカの映画とか見ていると、男が死ぬ前に「妻や子どもに『愛してる』と伝えてくれ」などという場面があるじゃないですか。(その割にアメリカって離婚率も高いんですが・・・。)なんか、ああいうの憧れますね。夫婦って、もともと生まれも育ちも違うし、性別も違うのだから、考え方も違って当たり前ですよね。ですから、その「違い」を「良し」として、どう折り合いをつけていくかっていうところが大事だと思うのですが・・・。

 子どもが生まれると、ますます夫婦の溝が出来やすくなる感じもします。男の目からみると、きっと、それまでは自分のことだけを見ていてくれたのに、生活が「子ども中心」になるものだから、なんとなく疎外された感じがして、寂しいのかなと思います。お母さんの方はお母さんの方で、旦那さんどころか、子どもに振り回されっぱなしで、何も協力してくれない旦那だったら、やっぱり腹が立つと思います。子どもが小さいうちは、お互いが相手の身になって努力しなきゃいけない時期だと思います。


「家庭」は家族みんなで創るもの

 「家庭」は、家族みんなで創っていくものだと思っています。ときには喧嘩をしながらもお互いの思いを出し合いながら絆を深めていくみたいな感じで。

 うちはよく『夫婦仲が良くってうらやましい」と言われるのですが、しょっちゅう喧嘩しています。1週間ぐらい口きかないときなどもあるのですが、どこかで、「ちゃんと仲直りできる」って信じているから、安心して喧嘩も出来るのかなとも思います。子どもたちのケンカも本当に多くて、まともに付き合っていたら、こちらが参ってしまうぐらいに、毎日毎日くだらないことで、よくもまあこれだけというぐらいに飽きずに喧嘩しています。でも、「夫婦仲が良いからこそ安心して兄弟げんかが出来る」という話を聞いて、なるほどと思っています。


さりげないひとことを大切に

 
 私が家で気をつけているのは、「お互い正職員として働いている以上、本来なら家事も育児も半々で分けるべき」だと思いますが、勤務の関係で私の方が朝早く出て、帰りも遅いので、家事の大半は妻がしてくれています。ですから、妻に対して、いつも「感謝の気持ちは忘れない」ようにしていますし、それを「ちゃんと言葉にする」ようにしています。「いつもありがとうね」とか、食事の前には「おいしそう」とか、「いいにおい」。食後には「おいしかった。ごちそうさま」とか、一息ついたときには「お疲れ様」とか、髪型や服装が変わったことにちゃんと気付いてあげるとか、とにかく、「相手をちゃんと見ているよ」という意思表示をきちんとするようにしています。

 それは、妻も私に対して、同じようにしてくれていることで、やっぱりそういったさりげない一言はうれしいものです。「普段出来ないから、休みの日ぐらい」と思って食事を作ったり、掃除、洗濯を手伝ったりするのですが、妻は「休みの日ぐらい、私がするからいいのに・・・ありがとう」って言ってくれます。本当は喧嘩をしないのが理想かもしれないけど、「たまに喧嘩をしても、ちゃんと仲直りができる関係」を大事にしたいなと思っています。夫婦お互いにとって、「家庭の居心地がよければ、自然と子育ても楽しくなる」のではないでしょうか。


子育ては「つらい」「きつい」「できることならしたくない」?

 子育てが「つらい」、「きつい」、「できることならしたくない」と思われている方も、きっといらっしゃるのではないかと思います。その気持ちもよくわかります。私も、今でこそ、上の子は小学4年生、下の子は小学2年生なので、それほどでもありませんが、二人が、まだ保育園に通っていた頃などは、休みの日に1人で面倒を見なきゃいけないときなど、正直、苦痛に感じることもしばしばありました。不思議なもので、仕事でよその子どもと関わっているときは、本当に楽しいと思えるし、子どもが何か悪さをしても、叱りはするけど、心底腹が立つことってあまりないのですが、わが子に対しては、どうしてこんなに腹が立つのかと自分でもわからないぐらいに、ちょっとしたことで無茶苦茶腹が立ちました。イライラしていたりするときに限って、子どもがまとわりついてきたりして、余計に腹が立つことも・・・。

 やっぱり、「子どもにつきっきり」、しかも、「自分ひとりで」という状況が、まずいのでしょうね。もっと、「おじいちゃん、おばあちゃん」とか、「近所のひと」とか、「子育て支援センター」とか「保育園」など、利用できるものは利用して、みんなでワイワイ育てるのが一番いいのかなと思います。


「子どもの行動には何か別の意味があるのでは?」

 あと、常に「子どもの行動には何か別の意味(理由)があるんじゃないか?」って考えてみると腹が立たなくて済むことも多いなということを最近になって思うようになりました。

 我が家の下の娘は小学2年生ですが、先日も、風呂あがりに脱衣所で地団駄を踏みながら泣いていました。はじめのうちは、なぜ泣いているのか理由を尋ねても答えずに、ただただ足をバタバタさせて泣いていました。そろそろ眠くなる時間だったので、「また眠くなって何もかもが嫌なんだろうな」と思いつつ、とりあえず、体を拭いてやり、しばらく抱っこしていたのです。そしたら、落ち着いた頃に、「体を拭いてほしかったけど、もう2年生だから、そんなこと言っちゃいけないと思った」と話してくれました。眠くなってきて何もしたくなかったのは事実ですが、もう大きいんだから、それを言っちゃいけないと思って、ひとりで葛藤していたのです。なんともいじらしいわが子に「たまにはいいよ。」とたっぷり抱っこしてやっているとすっかり機嫌を直し、「今日はパパと寝る!」といつもは母親の隣で寝る娘が、私の隣でご機嫌で寝ました。「自分で出来る年なんだから、自分でしなさい」なんて余計なことを言わなくて本当によかったと思いました。

 例えが、まずかったかもしれませんが、「親は、やっぱり大人なのだから、子ども相手にムキにならずに、どこかで余裕を持って接したいものだ」と思った場面でした。

 大人は「全然子どもの気持ちがわからない」と言いながら、実は意外と子どもの気持ちに気付いていることも多いのではないかと思います。気付いてはいるけど、自分の意に反することなので、それを「認めたくない」って気持ちが働くのではないでしょうか。特に自分が何か別のことをしたいときに、子どもがぐずって泣いたりしていると、「いい加減にしろ!」ってなってしまいますよね。そんなとき、ちょっと深呼吸でもして、受け入れ態勢を作って、どーんと構えていると腹を立てなくて済むこともあるのではないかなと思います。まあ、いつもいつもというわけには、いかないと思いますが、たまには・・・。


怒ってもいいけど後のフォローを大切に

 「怒る」と「叱る」似ているようだけど、違いますよね。「怒る」っていうのは、「自分の感情を相手にぶつけること」、「叱る」っていうのは、「相手がわかるように教え諭すこと」。ですから、子どもが悪いことをしたら、きちんと叱ることが大切です。

 でも、どうしたって親だって人間ですから、怒ってしまうこともありますよね。怒るってことは、ある意味、自分を大事にしようとする感情の働きですから、押さえ込んでしまうのはマイナスかもしれません。ですから、怒りたいときは思いっきり怒っちゃって、まずは自分の気持ちをスッキリさせてもいいんじゃないかと思います。

 ただし、「大切なのは後のフォロー」で、自分の気持ちが落ち着いたら、親の方から、「さっきはあんなに怒ってごめんね。私はこう思ったからあんなに怒っちゃたんだよね」って、優しく話すと、子どもの方もすごく素直に聞き入れてくれたりして、気まずくなった関係が修復できるというか、前よりも、もっと絆が深まるような気がします。
 

子どもに癒してもらう

 もう1つ、子どもがまとわりついてきてイライラしているときなど、子どもを引き離そうとすると余計に泣いたり、まとわりついてきたりして、イライラが増えてしまうことありますよね。そんなとき、短い時間でもいいから、ちょっと腰を据えて、逆に子どもに癒してもらうという手もあります。

 ある程度大きくなると、子どもの方が嫌がるかもしれませんが、「疲れちゃった、ちょっと休憩させて。ここに来て枕になってくれない?」と子どもを枕にして横になったりすると、子どもがトントンしてくれたり、うちの上の子なんかは、なぜか小さいときから人の耳をほじくるのが好きなので、「耳かきして」っていうと喜んで耳かきをしてくれます。ちなみに、うちの子、上は「優しい香り」と書いて「優香(ゆうか」」、下の子は字は逆さなんですが、「純粋な香り」という意味で、香りの下に純粋の純と書いて「香純(かすみ)」という名前です。どちらも生まれてすぐに抱っこしたときのあのなんともいえない優しい気持ちになれる香りからつけた名前なのです。赤ちゃんであれば、そうやって抱っこするだけでもいいし、子どもってうまく利用すれば、(「利用」って変な言い方ですけど)すごい「癒しの効果」を持っていると思うんですね。うちの妻も寝るときには、下の子のお尻を触って「ぷりぷりおしり」とか言いながら寝ていますよ。
 
 子どもにとっても、大人にとってもスキンシップは、やはり癒しの効果抜群のようです。


子育てする男はかっこいい!?

 今の厚生労働省がまだ厚生省だったころ、「子育てをしない男を父とは呼ばない」というポスターが話題を呼びました。その当時、世界的に見ても日本の父親は育児に関わっていなくて、平均して1日に17分だったそうです。現在はどうかわかりませんが、そんなに増えているとは思えませんよね。確かにインパクトはありましたが、なんだか脅迫されているみたいで、嫌な気分でした。もっと、女性の側から「子どもと遊んでる男の人って素敵よね」「子育てする男ってかっこいいよね」という風潮を世の中に作り出すと、(キムタクとかが育児休業とって子育てを熱心にやったりとか・・・)そうなれば、絶対、世の男たちはもっともっと自ら子育てに関わるようになると思うんですけどね。



 以上のようなことが、今、私が考えていることです。あまり人前で話すことが得意ではないので、自分の思っていること、感じていることがちゃんとセミナーで言えるか、少々不安ですが、私の思いや体験が、何らかの形で、少しでも子育て支援につながればと思っています。





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