2002.10.19(2008.04.22最新更新)

1.北方東部の誕生

 北方東部少年野球部は北方東部子供会のクラブチームとして1980年に結成
されました。結成から12年間、笛木相談役が監督を務めて活発な活動を行って
来ました。転機は1992年に6年生が卒業すると来年度の部員数が4人となり
少年野球部として活動できない状況となりました。その時は一時廃部も検討され
ましたが、積極的な部員募集をして翌年1993年度から市川市少年野球連盟に
復帰し、公式試合も出来るまでになりました。
 その後、現在の酒寄監督のもと市川市の春季大会、夏季大会、QP杯少年野球
リーグ、市川市少年野球連盟第四ブロック大会、市川北ライオンズ杯に参加して
います。戦績は大きく自慢する程の結果は残していませんでしたが、2004年
頃から松崎監督の指導によりメキメキと力を付けて地域大会でも成績を残せるチ
ームに成長しました。そして2006年は市川市少年野球連盟春季大会で大会史
に残る決勝戦を制して初優勝しました。酒寄代表はじめOB、OB父母も感動の
日を迎えました。そして市川市代表として東葛大会で準優勝、全日本学童千葉県
大会、千葉日報杯に出場し、市川市に北方東部ありと大きく飛躍しました。
しかし、「少年時代に野球の楽しさを感じる方針」で指導するという指導方針は
一貫しています。卒業生はその後も中学・高校で野球を続けています。

2.北方東部の野球

 北方東部の野球は、少年時代、子供たちの心に「野球の楽しさ」という種を蒔
き水を注いで、子供たちの心に芽生えた始めた「強くなりたい気持、練習し努力
することの大切さ、友達への思い遣り、感謝の気持・・・」に肥やしを与えて、
子供たち一人一人を大切に育てることだと考えています。
 そして、この子たちが野球の楽しさ素晴らしさを心に刻み巣立って行けば、た
とえ中学・高校で厳しい野球に揉まれようとも、挫けることなく成長することと
思います。少年野球の時が頂点だったでは、悲しいですね。少年野球はこれから
将来のある子供たちに野球の楽しさを感じてもらうことが目的です。
子供たちを褒めて伸ばす指導とルールとマナーを重んじる野球を目指しています。

3.失敗を恐れない

 楽しい野球の原点は、自分の経験からも打つ野球だと思います。北方東部では
失敗を恐れない勇気を持って試合に臨みます。誰もがエラーしたくない、三振し
たくない。当然です。でも相手だって三振させようと投げて来るのです。だから
空振り三振は「ナイススウィング」と声を掛けることになっています。見逃し三
振をしない雰囲気作りに努めています。積極的に打つ事を目指し、君が打てると
思ったボールが君にとってのストライクだよと応援しています。

4.ある試合

以前試合でこんな事がありました。
ショートとピッチャーの間にフライが上がったが、どちらも進んで取ろうとしな
い。結局ポトンと落ちて、内野安打となりました。その時、ショートはダイスケ
でした。「ダイスケ、エラーは仕方ないけど、捕ろうとしなかったら、守ってい
る価値がないじゃないか」と叱りました。その試合の最終回にショートライナー
が飛びました。ダイスケは横っ飛びでキャッチしました。ダイスケの積極的なプ
レーに拍手拍手でした。エラーや三振は仕方ありません。しかし、打ったり、捕
ったりを、やろうとしなければ何も始まりません。選手の皆さんには、失敗を恐
れずにやる勇気を持って欲しいのです。積極的にやろうとした事は、たとえ結果
が悪くなったとしても誉めてあげたいと思っています。

5.応援

 笹子監督、伊木監督を始めとした監督コーチ陣により、毎週規律正しく、愛情あ
る指導の練習を行っています。練習には子供たちのお父さん方がたくさん手伝い
に来てくれます。親と子が一緒に野球ができる時って、そんなに長くないです。
 そして、試合の時には、子供たちのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おば
あちゃん、兄弟姉妹が応援に来ます。自分の子供の活躍を期待しつつ、チームの
選手の活躍を応援し、少年野球チームに係わる人たち全員が同じ願いで同じ時間
を共有します。時には相手チームの好プレーにエールを送ることだってあります。
大人たちだって、こんなに一生懸命に集中する事って、そんなにないと思います。
そして、お昼は原っぱにシートを敷いてみんなでお弁当です。
 地域の子供たちを地域の大人たちで育てる雰囲気も、なにか心温まるものがあ
り、私はこういう少年野球の応援風景が大好きです。

6.作成者の独り言

 千葉県市川市の少年野球チーム北方東部(きたかたとうぶ)の紹介ページを
作成したコーチの高田弘二です
 今プロ野球選手も「野球少年の心」でプレーすると口にしますが、少年野球
の子供たちは、まさに「野球少年の心」そのものです。
 子供たちと接していると自分の心の中にも「野球少年の心」が蘇ります。
これが魅力で子供たちと汗をかいています。
私たち大人がどこかに忘れてきてしまったものがここにあります。