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PCゲームの感想

ねこねこファンディスク2

ねこねこソフト待望のファンディスク第2弾。

「手軽に楽しんで頂けますように」をコンセプトに、いつものねこらしくショート・サイドなストーリーもの、えちぃもの、無駄なものやらを詰め込んだねこねこ信者にとってはとかく楽しめる一本。

価格も4800円とリーズナブルで、ライトに楽しめる作品です。


ストーリーものでは、以前会員向けに発送されたお返しディスク5に収録されていた120円の夏の続編にあたる「120円の冬」、他に朱のサイドストーリーとオリジナルの「マンガ喫茶」が収録されていました。

120円の冬では、いつものねこらしく物語の合間に回想を設けることによって、主人公の過去とヒロインの行動にプレイヤーがシンクロしやすい作りとなっており、こう、ふとした出来事にググッとくるのですよ。

過去に主人公が乗り越えられなかった壁を、今目の前にいる女の子と一緒に越えようとする。二人にとってとても小さな、だけど大きな冒険に折れのココロはビシバシ震えていました。

夏と冬では夏の方が好きという方もいますが、折れとしては小さい子ハァハァなんで冬の方が好きです。

・・・そういった理由で選んじゃいけませんか。そうですか。


朱のサイドストーリーではルタ(ラッテ)がゴニョゴニョと。ラッテがルタに至る経緯の一部が描かれていたというか・・・まあどちらかというとラッテのお付きのマィラが主人公でしたかな。
こちらは朱らしくシリアスな雰囲気をそのままFDの方にも持ってきているんで、朱のもつイメージを壊すことなくプレイできました。
ラストの終わり方の演出にまでこだわっていて、一つの「作品」として感じられるのもまた素晴らしい。プレイし終わると「フーン、なるほど」と思うはずです。


あとはマンガ喫茶ですか。あえて物語については触れませんが、簡単に言えばラブコメです。
これは個人的にかなり好きです。ヒロインのマナミは気が強い女の子。CGは可愛いのに立ち絵はブスなのはどうかと思うのですが、それでも女の子らしい面もあって、そういったところがまたもや折れのココロをググッと刺激してくれるのですよ。

この物語のキーワードは「48時間」。
長く過酷で辛い時間でもあり、そしてたった48時間という、わずかこれだけの間でストーリーはまた新たなる一歩を踏み出す。
ある意味、こういうのもうらやましく思いました。


えちぃなのは・・語らずしも分かることとは思うのですが、一応感想を。


・・・まあねこらしくというか。そんな感じで。


ただファウさんHだけはちと残念でした。折れ的には朱ではファウさんが一番のお気に入りのキャラなのですが、このFDではあまりエロくなかったんです。 スタッフルームでも語られているのですが、ファウさんHではエロよりも萌えに重点を置いているということだったんであんまり中身が濃くなかったのです。 まあ、確かにファウさん可愛かった。怒るとことか可愛すぎて折れ悶えたし。
しかし実用度が非常に低かったのが難点。朱では作品の雰囲気からあまりはっちゃけたことが出来なかったので、こちらでは壊れてくれると思ったのですがねぇ。

一番エロかったのがおまけについてきたマナミHでした。うん。
気が強いマナミを攻め立ててザマーミロッとか思えました。これはよかった。


無駄なもの。
本当に無駄なものばっかりでした。
ねこねこらしく、ションボリしました。本当に。



というわけでいろいろと長くなってしまったのですが、総合的に見ると十分すぎるくらい楽しめる内容でした。
ひととおりのジャンルを詰め込んで、「これで満足だろ」と言わんばかりの内容のボリュームに、本当に満足です。

発売前に価格が前回のFDよりも高くなるという発表があったのですが、内容的には4800円がちょうど妥当だったと思います。
また、お返しCDを持っていない人にために、お返しCD5に収録されていた「120円の夏」がおまけとして収録されていました。120円シリーズのオリジナルが知りたい!という人のためへのねこねこのサービスの良さがひしひしと伝わってきました。

こういったところもねこねこの良さですね。


そういや上の感想で、バルドねこフォースがちっとも書かれていないのが、いやはや。
実はまだインスコすらしてねぇのは秘密ですよ?



アッハッハッハッハ。 (笑えない


それでは〜。
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