◆コンセプト◆

 

面白いゲームソフトを安く手に入れたい・・・。

誰もが一度は考える正直な想いを、このページでは極限まで追求しています。

ことの始まりは2003年8月、PSOne中古本体を3,980円で購入したことです。
実はこのときまでPSのソフトはプレイしたことがありませんでした。
やっと手に入れた最も売れたハードですが、市場で売っているソフトは
中古や廉価版がメインで、今から手を出すことは明らかに流行から遅れています。
しかしその反面、実売価格は非情なまでにそのソフトの面白さを反映し、
内容が古いことを除けばほとんどのソフトで値段相応の楽しさを与えてくれます。
そこでこの機会に、PSで「面白いソフトを安く手に入れる」ことを追求することにしました。

「面白さ」はプレイヤーの主観抜きには語れないし、そもそもプレイする前は評価できない
ものなので、この点はレビューという形で内容報告をしています。
「安く手に入れる」ために購入対象を1000円未満のソフトに絞り、そのために
日本中(北は山形から南は長崎まで、現在19の都道府県で購入)のショップを渡り歩きました。
なお、このためにかけた交通費や手間は、ソフトの購入代金が安くあることを目的と
しているために、一切考慮していません。普通の人は真似しないでください。

◆ ◆ ◆

本レビューにおいては、良作・クソゲーどちらも、遊べるものであれば評価すべきと考えます。
そこで、下に挙げたように新たな評価基準を設けました。
各項目は、原則として★の数1〜5個で評価しています(★5個が一番高い)が、
あまりにも常軌を超えるものはこの限りではありません。

★★★★★を上限と決めてしまうと、★★★★★という評価は自然と付けづらくなります。
そこで、それなりのレベルに達するものにはどれも★★★★★を与え、
これは最上級というものには
★★★★★★を与えるという柔軟な評価をしています。

外見衝撃度  パッケージの表(マニュアルの表紙)と裏が持つインパクトの強さ。
 タイトルやコピー文のセンスも評価項目。
 
表紙を色鉛筆で彩色していたり、裏に画面写真が一切無かったり
 すると評価高いです。
超越世界観  世界観の斬新さ。
 オリジナリティという言葉の範疇を超え、他に類を見ない世界観を
 構築しているが、
説明不足でユーザが理解不能に陥ると評価
 高いです。
声優度  声優をアピールしている度合い。
 
マニュアルの中に声優の顔写真があると評価高いです。
 本来、声優はゲームの出来の良し悪しを左右しません(ADV除く)。
 しかし、
有名な声優を使うことは優れたサービスの一種と捕らえ、
 本レビューでは評価項目の一つに挙げています。
演出度  ゲーム本編に対するアニメ(OP、イベントシーン、アイキャッチ、ED)
 等、演出部分の出来。一枚絵の出来も評価対象に含みます。
 本編より金かけてたり、
本編より面白かったりすると評価高いです。
時間報奨  プレイに費やした時間に応じて、ゲームの自由度やシナリオの進行が
 増大しているか。プレイ時間に比例した成長曲線を描いていると
 評価高いです。
 逆に、最初から/途中から難易度が高くなって手が出なくなったり、
 プレイ時間の長さが報われない仕様であると、評価低いです。
 なお、ゲームの
難易度が低いことでマイナスの評価はしません
牽引力  プレイヤーのゲームを続けるモチベーションを維持させる力。
 先の展開が気になるストーリーや、おまけ/隠し要素の豊富さ、
 ありがたさがプレイヤーニーズに則していると評価高いです。
ゲーム性  ゲーム性は、ゲームのルールが斬新であるか、ゲームとして遊べる
 (システムが納得でき、指や頭を適度に刺激するか)か、という2点に
 ついて評価しています。
 不適切なゲームの難易度については、クリアに必要とされている
 プレイヤーの経験値が異常に高い、という観点から「時間報奨」で
 評価しています。
快楽性  単純に、プレイしていて楽しいかどうか。
 ディスクアクセスや操作(キーレスポンス、UI)の面でストレスがなく、
 単純な作業・展開の少ないものは、評価高いです。
芸術点  ここだけは他のゲームにも負けない、という部分とそのレベルの高さ。
 ぶっちゃけ、
作り手の心情が察せるこだわりとかお楽しみシーン
 熱さとか、そういうものです。
所有価値  このソフトを手に入れた/プレイしたことを人に自慢したくなる度数。
 人に薦めたくなる度数とは微妙に異なります。
総合評価  上記10項目の★の数x2点を合計しています。満点100点。
 この点数が高いほど、プレイを強く推奨するとんがったゲームソフト
 (
どのベクトルでとんがっているかは不問)であると考えてください。

 総合評価のスコアは、以下のコメントを目安と思ってください。

・38点以下:プレイして損した。間違っても人に薦められない。
・40〜48点:プレイする人を選ぶだろう。楽しめるところもあった。
・50〜58点:この値段で買ったので普通に楽しめた。
・60〜68点:面白かった。個人的にはプレイしてよかったと思う。
・70〜78点:とても面白かった。人に薦められる。
・80点以上:非常に面白かった。ぜひともプレイして欲しい。

 

トップページにてゲームタイトルの左側におすすめマークがついているソフトは、
上記の評価をもとに、おすすめできるソフトです。
中には、クソゲーとして楽しむソフトも含んでいます。それを承知した上で参考にしてください。

 2,000円以上で売っていても、買ってプレイする価値のあるソフトです。
 2,000円未満なら、買ってプレイする価値のあるソフトです。
 1,000円未満なら、買ってプレイする価値のあるソフトです。

 

       

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