■銀河烈風バクシンガー
(1982年 テレビ東京系)
「J9って知ってるかい!?」
前作「ブライガー」に続くJ9シリーズ第2弾。
ブライガーが「必殺」シリーズをモチーフにしているのに対し、こちらは「新撰組」をモチーフ。
一般層だけでなく、マニア層にもマニアックな人気を得る。
ちなみに5台のバイクが合体してバクシンガーになるのですが、ゲームでもいちいちバイクに合体・分離させるんですかね、レイッ!

※「スーパーロボット大戦GC」に参戦が決定しました。




■黄金戦士ゴールドライタン
(1981年 テレビ東京系)

普段はライターとして偵察活動を行っているものの、ひとたび悪と対峙すれば全高30m、体重200tの巨大ロボット、ゴールドライタンに変身する!
これはアニメより玩具(超合金)の方が印象が深いのではないでしょうか。
望遠鏡やライトを内蔵した実用的(?)な超合金シリーズもあった。



■機甲界ガリアン
(1984年 日本テレビ系)
ダグラム、ボトムズに続く高橋良輔監督作品だが、前2作とは打って変わってファンタジー風世界が舞台。
この世界で活躍する兵器は「機甲兵」と呼ばれる、2万3千年以上前の文明で開発された鉄巨人だ。
番組は残念ながら視聴率低迷による打ち切り。しかしその決定が早かったため、物語自体は無事完結したという悲しい作品である。




■ガサラキ
(1998年 テレビ大阪系)
「凄いけど面白くない」とよく形容される作品。
登場する兵器(タクティカルアーマー)は究極のリアル志向ロボット。いや、ロボットと言うより2足歩行型装甲車か。
それでいて能を舞ったり(?)、主人公が特殊能力者の家系だったり、自衛隊、中東問題、日本史、何言ってるか分からない英語のOP・・・・。
う〜ん、確かにわけ分からん(笑)。
これを日曜日の朝放送していたなんて豪快な話ではあるが。




■マシンロボぶっちぎりバトルハッカーズ
(1987年 テレビ東京系)
「俺たちゃアウトサイダ〜」というラップ調OPで、いきなり「へなへな」と腰砕けますが、前作「クロノスの大逆襲」とはまた違った路線を歩むドタバタロボット群像劇である。
最終回で衝撃の事実があきらかに!?



■ゴワッパー5 ゴーダム
(1976年 日本テレビ系)
「でかいやつ」「頼りになるやつ」「ガッチリしたやつ」等の主題歌フレーズの通り、とにかくゴツくてパワフルな印象を持つスーパーロボット。
それにしても地震の元を踏み潰したり、台風の目に体当たりするのはやりすぎだと思うのだが(実際にはしません)。
主人公チーム「ゴワッパー」のリーダーが女の子と言うのもポイント高し。



■銀河疾風サスライガー
(1983年 テレビ東京系)
当時のロボットアニメ界において、独自の存在感を貫いていた「J9」シリーズ。
前作「ブライガー」「バクシンンガー」に続き、シリーズ最後を飾ったのがこの「サスライガー」である。
しかしこのアニメ、「1年間に50の惑星を回って帰る」という物語設定だったんだけど、スパロボに出たらその辺どう辻褄合わせるんでしょ?
ちなみにスパロボに参戦しているのは1作目「ブライガー」のみ。

※「スーパーロボット大戦GC」に参戦が決定しました。




■勇者エクスカイザー
(1990年 名古屋テレビ系)
記念すべき勇者シリーズ第1弾。
ここから全てが始まった!
当時のロボットアニメがリアル指向を強めてゆく中、シンプルな勧善懲悪スタイルに、ロボットと少年の心の交流という新たな切り口を加えて大好評を得、以後8年間「勇者シリーズ」として継続されることとなる。
前述の通り、このシリーズの玩具はタカラが版権を持ってました。
ガオガイガーは別として、スパロボ参戦にはこの辺の問題がネックになるかな?



■超力ロボ ガラット
(1984年 名古屋テレビ系)

2頭身の通学用ロボット「ジャンブー」が、ひとたび悪と対峙すると身長9.8mのガラットに変身!
「ワタル」や「グランゾート」の前身とも言える、芦田豊雄キャラによる異色ドタバタギャグロボットアニメだ。
どすこい姉妹が強烈な印象として残ってます。




■超魔術合体ロボ ギンガイザー
(1977年 テレビ朝日系)

「戦いはこれで決まりだ!超常スマッシュ!」
手品+スーパーロボットという、わけのわからんコンセプトだが、ロボットアニメ乱立時代にはこのような迷走した作品も登場したのである。
毎回使いまわされる合体時のセル画がみょ〜に古ボケているのが赴き深し。



■サイコアーマー ゴーバリアン
(1983年 テレビ東京系)

「サイコアーマー」。その名のとおり超能力ロボットだ。
というわけでダメージを受けても超能力で回復しちゃいます。
う〜ん、卑怯!(笑)
デザインがどこか「マジンガーZ」に似ているな〜と思ったアナタ。その通り、ダイナミック企画の制作なのでした。



■ゴッドマジンガー
(1984年 日本テレビ系)

実は「マジンガーZ」の後番組としてタイトルだけ決まっていたのだが、結局映像化には至らず。
しかしそのタイトルの響きが原作者の永井豪の頭から離れずにいたため、TVシリーズ終了後数十年を経て、テレビアニメの放送と単行本描きおろしという壮大なプロジェクトとして甦ったのである(忘れた方がよかったような・・・)。
それにしても時計と歯車と「ドリ〜ミ〜マイラブ〜」というOPはシュールを通り越してシラけさえ感じたり。



■魔道王グランゾート
(1989年 日本テレビ系)

「ドーマキサラムーン!」
「ワタル」のヒットを受けて制作されたRPG風ファンタジーロボットアニメの第2弾。
今回は2100年と近未来が舞台。
町内会の福引で月旅行を当てた主人公の少年「大地」が、伝説の魔道王グランゾートを召還し、仲間と共に悪の邪動族と戦いを繰り広げる!
主人公よりも、耳長族の少年「ラビ」に人気が集中した。



■レリック・アーマー レガシアム
(1987年 OVA)

ロボットOVAブームの絶頂期である80年代後期に発売された、「ZZガンダム」でお馴染みの北爪宏幸の初監督作品。
近年のスパロボでは「ダンガイオー」「メガゾーン23」「ゼオライマー」と、次々とOVA作品が参戦しているので、充分参戦の可能性はあるのではないでしょうか。
問題は物語自体が完結していないことだけだ(逝)。



■戦え!イクサー1
(1985年 OVA)
「ダロス」「レダ」と共にOVAという新たなメディア・ジャンルを切り開いた開拓作。
それでいて美少女アニメの開祖的作品であり、特撮、ホラー、ロボットアニメのエッセンスをすべて詰め込んだ、現在のオタク文化の始祖と言えるのではないでしょうか。
もちろん作品自体も大ヒット。「冒険!イクサー3」「イクセリオン」という続編も作られた。

※「スーパーロボット大戦L」に参戦が決定しました。



■太陽の勇者ファイバード
(1991年 名古屋テレビ系)
「エクスカイザー」のヒットを受けて放映された「勇者シリーズ」第2弾。
主人公が変人科学者の作ったアンドロイドで、そこに実体を持たないファイバードが融合してるため、どこか地球人とは感覚がズレた、突拍子もない言動が面白かった。
実は勇者シリーズ中、唯一ピンでゲーム化されている作品で、1992年にアイレムよりファミコン版が発売されている。



■無敵王トライゼノン
(2000年 TBS系)
原作あらいずみるい、声優・主題歌林原めぐみ・・・・ってことで大いに「スレイヤーズ」を連想させますが、それもそのはず、スレイヤーズのメインスタッフが制作に関わっていたりします。
というわけで熱血スーパーロボットアニメというよりは、おバカなギャグアニメ。
ちなみにPSやゲームボーイですでにゲーム化はされていたりする。




スーパーロボット大戦参戦希望番付 その4へ続く


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