お蔵入り記事 一時復刻企画!
ビデヲゲームラボ |
ラストデュエル LASTDUEL |
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カプコン/1988 Written by Tsuzuki |
このページは198X Vol.1の記事として
2002年3月14日にUPされたものです。
空と陸をを制する! |
カプコンの中でもかなり・・・・って言うか、思いっきりマイナーなゲームではないでしょうか。
家庭用に移植された例はなし。
ゲーセンで遊びたくても、置いていないという現状。
たぶんCDも発売されてないような気がするぞ。
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発進! |
筆者の行きつけのゲーセンには、なぜかポスターしかありませんでした。
そう、ポスターだけ貼ってあって、肝心のゲームがないのです。
おそらく入荷したものの、誰もやる人がいなくて速攻で持っていかれたものと思われますが、
それ以来、筆者の中で「ラストデュエル」に対する幻想はどんどん膨らんでいったのです。
いったいどんなヒドいゲームなんだ!?(ォイ)
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1Pが地上、2Pが空中だ |
数年後、偶然にもこの「ラストデュエル」を遊ぶ機会があったのですが、
そんなにヒドくないことが発覚。
ゲームとしては、どこにでもありそうな縦スクロールシューティングなのだが、
ステージによって地上戦と空中戦に分かれており、
2人同時に遊ぶと、1プレイヤーが車(地上)、2プレイヤーが飛行機(空中)を担当することとなる。
テクモの「シルクワーム」の縦スクロール版みたいなもんかな?
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ステージ終了後には自機の変形デモが |
しかし何と、2人同時プレイをした場合、明かに2プレイヤーの空中側の方が簡単なことが発覚。
それで友達と2人プレイをやったときなんかに、「2プレイヤーの取り合いでケンカになったらどうしよ〜」
・・・・などと大層不安になったものの、
これを一緒に遊んでくれる奇特な友達なんて皆無に等しかったので、大安心だゾ♪(寂し・・・)。
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捕らわれのシータ姫 |
萌えの要素もあります。
なぜシューティングゲームで姫を助けださななければならないかは不明だが、
目的意識があった方が感情移入できるのだろう。・・・・きっと。
でも上の画像を見る限り、あまり萌えないような(白目むいてるし)。
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ステージ最後にはボスが |
地上面ではジャンプすることが出来ます。
谷間とかは自機のスピードを上げつつ、ジャンプで飛び越そう。(「バーニンラバー」(デコ)!?)
普通にジャンプしても谷底にまっ逆さまです。レバー上で必ず勢いをつけましょう。
(最初それ知らなくて、何機マシンを谷底に落としたか・・・)
また、パワーアップは3WAY、AUTO、ドリルの3種類あるが、
ドリルだけ異様に使えないんだわ、これが(笑)。
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危なくなったらバリアを張れ! |
空中面では自機にバリアを張ることができるぞ。
「1942」や「エグゼドエグセス」にもあるような緊急回避的な役割ですね。
これらを駆使して前6面を戦い抜こう(2週目もあるので、エンディングでそのまま立ち去らぬよう)。
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感動の!?エンディング |
というわけで、よく言えば安定。悪く言えば平凡といった出来で、極めてフツーのゲームって感じですね。
ちなみに同時期にはカプコンCPシステム第一弾「ロストワールド」が発売されており、
割りを食ってほとんど注目されなかったのが残念です。
(え?ロストワールドがなくても注目されなかっただろうって?ぎゃっふん!)