トマホーク/スペーストリップ/
ココナッツボール
TOMAHAWK/SPACETRIP/
COCONUTBALL
プレイ&タイム/システムプランニング



文責T鈴木



初めての電ゲー


一気に3機種紹介です!
今回はゴージャスですよぉぉ〜!!(笑)

何を隠そう、今回紹介する中の一機種「トマホーク」は、筆者が始めて買った電子ゲームなのです!
そういった意味で、大変思い入れ深い機種ですので、紹介文にも気合が入るってもんです。
思えば当時、ポピーの「ホヨヨボンバー」がめちゃめちゃ欲しくて親にねだったものの、親は「誕生日まで待ちなさい!」の一点張り。
「誕生日までまだ2ヶ月もあるやん!」とこちらも引き下がらなかったのですが、けっきょく妥協案としてホヨヨボンバーよりかなり安いこの「トマホーク」を買ってもらったのです。
この選択が正しかったのかどうかはいまだに分りませんが、とにかく「ゲームウォッチ」や「ゲームデジタル」といった超メジャー機種に背を向けて、ボタンが取れるまでひたすら「トマホーク」をプレイしていた、子供の頃の情景を思い出します。
寂しい奴・・・(笑)。


紹介1:トマホーク


近くに落ちた斧は、一度キャッチしても失速して
再び落ちてくるので、2度キャッチだ!

それではまず、その思い入れ深い「トマホーク」から紹介していきましょう。

インディアンの酋長が斧を投げてくるので、子供を操作してキャッチし、サボテンにぶつけるゲームです(どういうシチュエーションだ!?)。
まあゲーム&ウォッチの「ファイア」を思い浮かべてもらえればけっこうですが、斧の軌道は常に一定ではなく、近場から遠方まで4種類の軌道で飛んできます。
ですので、遠くに飛んできた斧は1回キャッチするだけでOKなのですが、近くに飛んできた斧は、失速して途中で落下するので、再度キャッチしなければなりません。
(詳しくは画像参照のこと)

後半になってくると様々な軌道で斧が飛び乱れ、なかなか楽しい展開となってきます。
最高得点は600点ですので(何でこんな中途半端なんだ!?)、ぜひ狙ってみてください。


紹介2:スペーストリップ


地球から飛んでくるロケットを衛星で受け止め(ええぇ!?)、無事に惑星まで送り届けるゲームです。(ロケットはコナゴナになるのでは!)。
・・・・って、「トマホーク」と一緒やん。


紹介3:ココナッツボール


猿を操作し、飛んでくるココナッツを受け止めて、女の子に渡すゲームです。
これまたキャラだけ変えて内容は上記2機種と同じだったりする。


クローンゲームの悲劇


3機種のパッケージ

というわけで、「3機種一気に紹介!」と煽っておきながら、結局みんな同じ内容だったりします(ぉぃ)。

実は筆者は、先に友達の持っていた「スペースステーション」をプレイしていたのですが、その後「トマホーク」を買ったところ、同じ内容だったので愕然としました。
まあキャラだけ変えてゲーム内容は同じものを発売する、いわゆる「クローンゲーム」は電子ゲーム界では至極当たり前に行われている出来事ですが(嫌な世界だな笑)、2〜3年時期を離して発売するならともかく、いきなり3機種同時発売とは・・・・。

現在でこそ笑い話になっているものの(って言うかマニアは全機種集めたがるのだが笑)、当時クローンゲームを買ってしまった子供の落胆ぶりは想像に難しくありません。
何にしても、児童玩具産業をナメきった豪快な時代でした(苦笑)。

ちなみに「プレイ&タイム」シリーズといえば、増田屋コーポレーションのブランドと思れますが、これらを発売したシステムプランニング社が増田屋からライセンスだけ得たのでしょうか?
しかし本体の後ろを見ると「モリオカトケイ」と書いてあります。だとしたらモリオカ→増田屋(OR)システムプランニングというライセンスの流れなのでしょうか?(あるいはモリオカと増田屋の位置が逆か)
詳しいことを知っている方がいたらご一報を。



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