エアフォース |
AIR FORCE |
PLAY&TIME/増田屋 |
Written by T鈴木 |
空挺部隊 |
戦争ってヤですね。
平穏な日々が一変、頭の上に爆弾なんて落ちてきて死んだ日にゃあ、そりゃちょっと理不尽でしょ。
反戦を唱える当サイトとしては(ぉぃ)、戦争はゲームの中だけで充分!なわけで、今回紹介するのは増田屋コーポレーション「エアフォース」(空挺部隊)。
近年再評価が高まっている(っぽい)増田屋が誇る「プレイ&タイム・ダブルカラースクリーン」シリーズとして登場しました。
対空防御 |
空挺部隊を狙え! |
「ダブルカラースクリーン」の名の通り、ゲームはA・B2つのスクリーンで展開します。
最初はゲームAから始まり、50点取るとゲームBに移行します(以下繰り返し)。
まずはゲームAですが、自分は空挺部隊エア・フォース!・・・・ではなく、地上部隊(砲台)です(えぇ!)。
空中を飛行するヘリがこちらに弾を撃ってきたり、爆弾で街を破壊しようとするので、砲台を左右に動かしてヘリや爆弾を撃ち落しましょう。
よく見るとヘリのプロペラがちゃんと動いていたりして、なかなか芸が細かいです。
爆弾を撃ち損ねてしまうと、爆弾は街に落下して大爆発。あわれ街は消滅してしまいます(もう復活しません)。
左右2つの街を両方とも失ってしまうと、いかなる状況でもゲームオーバーなので最優先で爆弾を破壊しましょう。
トラ!トラ!トラ! |
爆弾を撃つ位置によって得点が変わるぞ |
前述したとおり、50点を越えるとゲームBに移行しますが、1機1点のヘリをチマチマ撃っていてもなかなか得点は上がりません。
で、どうするかというと、爆弾は撃つ場所によって得点が変わるので、高得点を取れる、なるべく高い位置で破壊する必要があります。
上段で狙うのはちょっと難しい・・・・ので、同じ得点の中段で狙っていきましょう。
爆弾破壊位置得点票 |
上段 | 5点 |
中段 | 5点 |
下段 | 1点 |
一度ゲームBに移行したあと、再びゲームAにも戻ってくると、戦闘機が登場します。
この戦闘機は攻撃してきませんが、破壊すると5点です(スペースインベーダーのUFOみたいなもんです)。
動きはヘリに比べると遅いので、ぜひ狙っていきましょう。
帰電くん・アドバイス ●ヘリが爆弾を投下する場所は決っている!画面中央の左右どちらかだ。右で落とすか左で落とすかで、どちらの街に落ちるか分かるぞ。 ●ヘリが爆弾を落とすグラフィックを見せたら、すぐに中段で迎撃用意をしよう。ここで失敗すると、下段で撃ち落すのは難しいので慎重にやろう。 ●街が破壊されたら、そちら側に落ちる爆弾は放っておいても大丈夫だ。破壊されていない方の街の防御に集中しよう! |
パラシュート救出作戦! |
パラユート部隊を受け止めろ! |
ゲームBは、ヘリから落下するパラシュート部隊を、装甲車で受け止めるゲームです。
オフェンスタイプだったゲームAとはうって変わって、今度はディフェンスタイプのゲームですね。
ゲームがスタートすると、3台のヘリがバラバラッとやってきて、パラシュート部隊を次々と落下させます。
あなたは装甲車を左右に操って、パラシュート部隊を落とさないように受け止めてください・・・って、任天堂の「パラシュート」そのもののような気がしますが(笑)。
が、任天堂「パラシュート」が曲線を描いて落下するのに対して、こちらは垂直に落ちてきます。この辺は「バクダンマン」(バンダイ)に近いかな?
障害物に引っ掛かる等の時間差はないので、落ちてきた順に受け止めれば、理論的には全て受け止められるはずです。
2周目からは補給物資も落下してくるので(5点)必ず受け止めましょう。
ダブルカラースクリーン |
「エアフォース」と「侍VS忍者」 のパッケージ |
この「エアフォース」、「ダブルカラースクリーン」の名が示す通り、ゲームAとゲームBでは液晶の色が異なります。
具体的に言うと、ゲームAでは通常の黒、ゲームBではカラー液晶の赤となっています。
同シリーズの「侍VS忍者」と同システムですね。
しかし、筆者の持っている本体でもそうなんですが、どっからどう見ても赤には見えなかったりします(汗)。
本体を斜めに構えてみると、若干赤に見えなくもないですが、「ダブルカラー」と言うにはちょっと・・・・ですね(苦笑)。
中にはちゃんと赤に見える本体もあるようですが、もしかしたら時間と共にカラーも液晶劣化していくのかも・・・・(予想)。
あなたの本体はどうですか?
ところで増田屋と言えば「キャラだけ変えた同じゲーム」で悪名高い(笑)のですが、もしかしたら「エアフォース」も「侍VS忍者」と同じなのでは・・・・!?と心配された方も多いと思います。
安心して下さい。一応違うゲームですので(笑)。