ポリス&ギャング
POLICE&GANG
LSIGAME DOUBLE PLAY/バンダイ


Written by T鈴木


LSIGAME DOBULE PLAY

持論ですが、ゲームって一人プレイが面白くないと駄目だと思うんですよ。
確かに多人数でワイワイ盛り上るのも楽しいかもしれませんが、やはり最初に一人プレイありき。
いくら多人数プレイが楽しくても、一人で遊んでて楽しくないゲームは駄目!(よくありましたね。ひと昔の格闘ゲームで、対戦重視で1人プレイのCPU戦がおざなりになっているゲームが・・・・)
そんなわけで今回紹介する「ポリス&ギャング」ですが、上の画像を見てもらえれば分るように、2人プレイで遊ぶことが前提のようなゲームとなっています。
果たして筆者の持論どおり、「一人で遊ぶとつまらない駄目なゲーム」なのでしょうか・・・・!?


相手の位置を読め!

このゲームは、ポリスとギャングに分かれて銃を撃ち合うゲームです。
早く相手を全滅させた方の勝ちとなります。

向かい合わせの画面で銃撃戦!相手より早く銃を撃て!

バスで視界が遮られているため、ポリス側からはギャングが、ギャング側からはポリスが見えません(画面端にいるときのみ相手の姿が見えます)。
相手のいる位置を予想し、ジャンプして相手より早く銃を撃って下さい(ピョ〜ンとジャンプして銃を撃つポリスの姿がマヌケだぞ)。
上手く読みが当たって弾を当てたときは爽快です!


敵か見方か!?バクダン犬!!

それだけだと、ただ銃を撃つだけの退屈なゲームかと思われますが、そうは問屋が卸しません。
何とバクダンをくわえた犬が現われ、こちらに向って転がしてくるのです!(何て奴!)
うまくジャンプでかわしましょう。
バクダンは画面端から端まで転がると、再び犬がくわえて相手サイドに運んでいきます。
とんでもない犬ですね・・・・(って言うかこいつは何者!?目的は!?)


こ、こいつは・・・・。

ちなみに、犬がバクダンを放す前に移動し、うまくパスキーを押すと、相手にバクダンを返すことが出来ます。
バクダンは約40〜50秒で爆発し、爆発したサイドはいかなる状況でも減点!
相手サイドが大爆発を起こす中、自分はタバコをフカしたりして余裕のポーズをとります。これがかなり屈辱!


「ふふん」と言いたくなる瞬間だ。


おすすめ

ポリス&ギャングのパッケージ

というわけで、なかなか燃えること請け合いの熱いゲームとなっています。
ゲームが膠着することのないよう、時限爆弾という要素を加え、決して退屈しないような展開にしたのは流石ですね。
なにより、「一人で遊んでもそこそこ面白い」というのがポイント高いです。
もちろん2人対戦で遊ぶとさらに面白いのですが、今さらこれで一緒に遊んでくれる友人を探す方が難しいだろうし(苦笑)、ギャングサイドで遊べば難易度が上がっていると言う配慮もされていますしね。

ところで、このバンダイ「ダブルプレイ」シリーズには、他に「ご対面スタジアム」「伊賀対甲賀」「ジャングルパニックアミダヘビ」「ペンギンランド」があります。
どれもなかなかの作品だと思いますが、機種によって出荷数にバラつきがあるようですね。
・・・・って言うかこの「ポリス&ギャング」だけ異様に少ないような気がしますが、どうでしょう!?(やっぱり外国を舞台にしたゲームって受けないのかな〜?)
これならまだ「警察官&ヤクザ」とかの方が受けたかも・・・・ってそんなことないか。(^^;



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