オットセイランド
OTTOSEI LAND
ゲームデジタル/バンダイ


Writtn by T鈴木

初期のマイナー作

バンダイゲームデジタルシリーズ「オットセイランド」です。
いわゆる4800(ヨンパチ)シリーズと呼ばれる、バンダイの初期シリーズですが、他の超有名なシリーズ作品(「バクダンマン」「クロスハイウェイ」「ツッパリカラス」「大地震」)に比べると、
はるかに無名な作品です。
前記4タイトルは思い出せても、この「オットセイランド」は思い出せなかった人も多いのではないでしょうか?
事実、
ブッチギリで売れなかったと思います(もし当時、他のシリーズに目もくれず、これを買った人。たいしたセンスです!)。

登場人物

●調教師
●オットセイ
以上!

台の上に乗って受け止めろ!

ボールを受け止めろ!

ここはシーワールド。あなたはオットセイになって調教師が投げるボールをヘディングで受け止め、バスケットにシュートします。
任天堂の名作、「ファイア」を思い浮かべてもらえばいいと思いますが、何とオットセイは
台の上に乗っていないとヘディングができません。
つまりオットセイは
6ライン動けるのにもかかわらず、3ライン分でしかボールを受け止めることができないのです!これが大変無駄な動きであり、このゲームのテンポをブチ壊しているのです!!(ここがファイアとの大きな違いなのです)。

シュートだ!

リバウンドを制する!

ゲームが進み、得点が上がってくると、ボールが2つ、さらには3つになります!
画面が狭くてボールの軌道が分かりにくいうえ、、オットセイを画面ハシからハシまで動かすのにボタンを何度も押さなければならない為、大変難易度が高くなります。
何とかボールを無事シュートできたからといって、安心してはいけません。
何と、たまにシュートミスして、ボールが跳ね返ってくるのです!
諦めずに「
リーバンッ!」と叫んで拾いましょう(約束だ!)。

鬼の調教師

調教師が10回ボールを投げると、サカナを貰えます。
これで調教師を「
いい奴!」と判断するのは早計です。
何とオットセイがミスすると、頭めがけてボールを
思いっきり投げつけてくるのです!(このとき、オットセイの首がグキッと曲がります)。
この「オットセイランド」を、ほのぼのとしたゲームだと思っていたあなた。
大変厳しめのゲームなので心してプレイしてください(笑)。

あんまりだ!

ダッシュ勝平とペンちゃん

バンダイゲームデジタルと言えば、初期シリーズのほとんどのゲームが、キャラだけ変えて再発売されました。
それもスクリーンを90度回転させたり、上下逆にしたり、
手を変え品を変え子供たちの目を騙し続けてきたのです(笑)。
この「オットセイランド」。極めてセールスが悪かった上に、ゲーム内容もイマイチなので、再販されていないだろうと思っていたら、何とされていました!
しかも2つも!(笑)
ひとつは「ダッシュ勝平」。こちらはバスケットボールを題材にしたゲームなので何となく分かるのですが、もうひとつは「ペンちゃん」!
こちらはアイスホッケーを題材にしたゲームであり、しかも「オットセイランド」とは画面が上下逆なので、
何が何だかワケが分からなくなっています(汗)。

ペンちゃんの雄姿



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