ドラえもん
おもしろさんかくタイムマシン
OMOSHIRO SANKAKU TIMEMACHINE
(ANIMEST/ポピー)
Written by T鈴木

三角柱の本体

ポピーの「おもしろさんかくタイムマシン」です。何とこのゲーム、本体の形が三角柱で、それぞれの面にモニター(計3つ)がついているのです!当然、任天堂G&Wのマルチスクリーンのように、他面モニターとゲームが連結しているのですが、本体をクルクル回してプレイすることになるので、とても忙しいゲームとなっています

横から見るとこんな感じです

のび太を守ろう

ゲームは、現在、過去、未来の3ステージで成り立っています。恐竜や原始人がのび太を追いかけ回すので、ドラえもんを各ステージで操作してのび太を守りましょう(現在や未来にまで恐竜が追いかけてくるのがいい感じです)。ちなみに説明書の1ページ目から「ぼくドラエモン」と、いきなり誤植ってるのがイカします。

原始時代ステージ

原始人や恐竜がのび太を襲ってくるので、四次元ポケットからを取り出して追い払いましょう(ひ、秘密道具は!?)。16個しかない岩を全て投げてしまうと、反撃不可能。現代まで新しいポケットを取りに行かねばなりません(情けな〜)。

現代ステージ

本体をクルリと回し、現代ステージへと移動です。ここではジャイアンとスネ夫がポケットを投げ合っているので、恐竜をかわしつつ、タイミングよくジャンプしてポケットをキャッチしましょう。しかし空き地に恐竜がウロウロしているのに、何やってんでしょうね。この2人・・・・・・。

未来ステージ

新しいポケットを手に入れると、未来ステージでブーメランが使えます。未来に逃げても、のび太は相変わらず恐竜に追いかけられているので(凄げーゲーム・・・)、ブーメランを使って倒しましょう。しかし武器がブーメランとは・・・・随分漢(オトコ)らしいドラえもんですね(笑)。

帰電おすすめゲー

この「おもしろさんかくタイムマシン」。前述した通り本体のデザインがかなり素晴らしいです。三角柱の本体をクルクル回してプレイするという発想、ちょっとできませんよね?(しかもその行為がとても忙しく、楽しいです!)
のび太がピンチになると本体のLEDランプがピカピカ光るという、
さりげないハイテク使ってたり(笑)、現在でも充分通用するゲームだと思います。
残念なことは、この形状の本体を使用したゲームが他にないことです。個人的には、任天堂
G&Wマルチスクリーン以上にゲームに幅を持たせられると思うのですが・・・・。惜しいですね。
ちなみにこのゲームは入手が大変困難です(ドラえもん関連では、おそらく一番!!)。見付けたら即GETすることをお薦めします。



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