Ｗｒｉｔｔｅｎ　Ｂｙ　Ｔ鈴木

ハンバーガー屋さんにて

あなたはハンバーガー屋さんで、注文通りに品物が出てこなくてムカついたことはありませんか！？
セットメニューを頼んだのに、ポテトが入ってなかったとか・・・・。
だからと言って、安易に怒ってはいけません。ウエイトレスさんも、全ての注文を覚えるのは大変なのです。
そんな「記憶力が勝負！」なウエイトレスさんの苦労を味わえるゲームが、このバンダイゲームデジタル「ハンバーガーショップ」なのです。

一瞬で注文を覚えよう

記憶力が勝負！！

前述した通り、記憶力が勝負の鍵となります（「反射神経命！」な電子ゲームの中にあっては珍しいですね）。
メニューは、ハンバーガー、ポテト、コーヒー、アイスクリーム、ケーキの５種類。ウエイトレスを操作して、客が出す注文を一瞬で覚えましょう。
注文を覚えたら、客が怒り出す前にコックの所に品物を取りに行かねばなりません。もちろん、すぐに品物が出来上がるわけではないので、出来上がったものから素早く取りに行きましょう。
時間がたち過ぎたり、注文を間違えると、客がトレーを蹴飛ばして大激怒！！（でも顔は笑っていたりします）・・・・販売業の哀愁が味わえる厳しめのゲームです（汗）。

あんまりだ！

マネージャー登場！

1000点獲得すると、ゲームデジタルらしくボーナスが貰えます。
左上にマネージャーが現れ、500点のボーナスが入ります（このグラフィックが、ウエイトレスにセクハラをしているように見えないのは私だけでしょうか？）。
もちろん点数が上がるにつれ、客の短気さはどんどん増し、すぐにトレーを蹴飛ばされてしまいます。こんな客、２度と来てほしくないような気がしますが、なぜかこの店にはこの客しか来なかったりします（汗）。

悲しきゲームデジタル

バンダイも初期の頃は、キャラに頼らない、こんな独創的なゲーム出してたんですねぇ・・・・。
しかし後期のゲームデジタルは、やはりというか、アニメキャラ物が主流になってしましました（第５３回「オットデイランド」レビュー参照）。
しかも、初期のゲームのキャラだけ変えた焼き直し・・・・

「ドクターデンタル」＝「ガンダム」
「影忍者」＝「パタリロ」
「ツッパリコンサート」＝「うる星やつら」など。

しかし、この「ハンバーガーショップ」だけは、どのゲームにも焼き直しされませんでした。
それだけ個性的、独創性の強いゲームだったのだと思います。
・・・・って言うかこんなアニメねえ！（笑）

※「うちのタマ知りませんか？」が同内容のようです。（追加情報）

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