南叡山 蓮華王院 三十三間堂
蓮華王院 三十三間堂

2003.5月
2005.8月

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天台三門跡の一
山号は南叡山で,当初比叡山西塔の一であった
妙法院創建4年後,1164(長寛2)年,後白河院勅願により

蓮華王院が建立され,本堂三十三間堂に
1001体の千手観音像を祀る
当初の堂は1249年焼失,1266年に再建
三十三間堂の名は,御堂内陣正面の柱間の数による
また三十三という数は観音菩薩が変化する
『観音の三十三応化身』の変化数にあやかる
南北118mという横長な建物で『通し矢』でも有名ですね


三十三間堂 見事な建築

『三十三間堂(蓮華王院本堂)』 
東向きの単層入母屋造りの見事な建物
なぜに表側撮らんかったんかな〜あちゃ〜・・・

正面側撮影〜 05.8月

蓮華王院 西門    三十三間堂(蓮華王院本堂正面)

三十三間堂(蓮華王院本堂)『西門』『本堂正面』
いずれも歴史を感じさせる荘厳なつくり


本堂内(撮影禁止)

本堂内に入って,まずは長大な堂いっぱいにずらりいならぶ仏像の迫力にただただ圧倒されるばかり!!
三十三間堂は,高校修学旅行以来ですが,そういえばと思い出す以上の迫力!!
その迫力と静寂な堂内の雰囲気との対照がなんともいえずすばらしい!!

中央に安置される中尊(高さ335cm)と
その左右に500体ずつ(高さ164〜167cm 前後十列階段状に安置)計
1001体の十一面千手観音像
(正式には十一面千手千眼観自在菩薩あるいは十一面千手千眼観音菩薩)
これらすべてが本尊であるという。


国宝 中尊 千手観音坐像
玉眼入り寄木造漆箔丈六(仏身の正式な大きさ,立った高さが一丈六尺あるということ)
の大像で,八角七重の蓮華座に座す。仏師運慶長男
湛慶の作

重文 千体千手観音立像
いずれも等身大の立像で,寄木造漆箔押し
うち124体が創建時のもので,湛慶作9体をはじめ,奈良仏師,京都仏師によってつくられたという


この1001体の千手観音像に加え,それらの前にずらっと居並ぶ二十八部衆
(千手観音に仕え,千手観音を信仰するものを守護する)
風神雷神像の30体がこれまたものすごい迫力をもって見るものをぐっと見据える
手をのばせば届くくらいのところに等身大(160cm前後)で立ち
すべて
玉眼(水晶がはめ込まれている)
その目に宿る力,全身にみなぎる力強さ・・・ものすごい迫力で迫ってくる鎌倉彫刻の傑作!!

国宝 風神・雷神像
入ってすぐのところに躍動感あふれる姿を見せるのが雷神像。
反対側1001体の千手観音と二十八部衆をはさんで立つのが風神像。

歴史教科書などで誰もが一度は見たことがあると思いますが
ひときわ高い雲座にのる実物の力強さ躍動感はやはりすごい!!
ただただ魅せられ見入るのみ・・・

国宝 二十八部衆
中尊四隅を囲み立つ四天王を除いては,ずらりと見るものの目の前に等身大で立つ。
見事としか言いようのない威容を放つ。どの像も目と目が合い,ただただ見入るのみ・・・
ぜひ見に行っていただきたいと思うばかりです。

国宝 四天王像
中尊千手観音菩薩座像を守護し,ぞの四隅に屹立する。
東方天像(持国天) 毘楼勒叉像(増長天)
毘楼博叉像(広目天) 毘沙門天像(多聞天)
見るものからは少し距離があるが
守護神としての鬼気迫るかのような迫力がひしひしと感じられる。

これらすばらしい仏像を見たあとは本堂の西側を通って出口に向かうが
そこには寺に寄進したと思われる商店などの名を記した歴史の重みを感じさせる板が・・・


南東より三十三間堂を見る    境内南の太閤塀

本堂を出て,ぐるりと本堂の周りを歩く
右の写真は,境内南にある
『太閤塀』。豊臣秀吉ゆかりの桃山期築地塀

北側より本堂屋根・鬼瓦    北側より本堂屋根・鬼瓦

北側より本堂屋根・鬼瓦


1001体の千手観音像,二十八部衆と風神雷神像
息のむ迫力で見るものに迫ってきます
手の届くような近さにすばらしい仏像がいならぶ様は圧巻!!
行ったん,ずいぶん以前のことやな〜という方には
あらためて訪れてみることをお奨めします!!
いや〜すごかった!!

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