龍宝山  大  徳  寺
大  徳  寺
                                    2003.5月,8月

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臨済宗大徳寺派大本山 山号は龍宝山
1315(正和4)年,大燈国師宗峰妙超が小庵に入り
『大徳』という額を掲げたことにその歴史がはじまるという
1325(正中2)年,花園上皇より祈願所とする院宣を賜わり
翌年法堂の完成をもって大徳寺と称する
室町時代二度の大火にあうが
一休宗純,帰依戦国大名,
千利休など堺町衆らが再建に尽力

茶の湯とのつながり深く,すぐれた茶室,枯山水名園が見事です!!


大徳寺 総門
大徳寺 『総門』
車を駐車場にとめ,まず目にするのが総門 歴史の風格を感じる見事な門
G.W中なのに,渋滞もなく駐車場もすいていて人も多くはなくゆったりと

大徳寺 勅使門 大徳寺 三門(金毛閣)
総門を入ってすぐ 目の前にどど〜ん!!
歴史を感じさせる荘厳ななたたずまいの
『勅使門』『三門』(金毛閣)

瑞 峯 院

大徳寺で通年公開されている四院のうちの一『瑞峯院』

瑞峯院 方丈額
室町時代,九州のキリシタン大名大友宗麟が帰依し創建
方丈は室町時代の禅宗方丈建築の遺構をとどめる
写真の『瑞峯院』額は,後奈良天皇宸翰(自筆)という

方丈前 独座庭    独座庭 方丈縁側より

方丈前庭 『独座庭』

蓬莱山(仙人の住む不老長寿の吉祥の島)の山岳から半島になり
大海の波に絶え間なくうちよせられながらも悠々と独座
大自然の活動 蓬莱山式庭園

縁側に腰をおろし,すずやかな風を感じつつ眺めとしばしの涼を楽しむ

方丈裏 閑眠庭 縦4個横3個の石が十字架に組まれる  中庭のキリシタン灯籠

方丈裏『閑眠庭』 と 中庭『キリシタン灯籠』

中庭キリシタン灯籠
地中にマリア像が彫られているとのこと)を中心に
縦に四個,横に三個の石の流れが十字架に組まれ,万民の霊を弔うという閑眠庭
枯山水とキリスト教 不思議で興味深いとりあわせでしょうか?

茶室 安勝軒 茶室 『安勝軒』

大徳寺山内唯一の逆勝手席
(茶の湯で客が主人の左手に座るかたちの茶室)

なんとも落ち着ける空間です

法堂 総見院前 鐘楼
瑞峯院を出て,勅使門,三門,仏殿,法堂(写真左)と
右に見ながら北へ上り,左に折れ西へ
総見院前鐘楼(写真右)を眺めつつ
松並木のつづく道を行く
またまた左に折れ南に下り 高桐院へ

高 桐 院

細川忠興三斎(正室は明智光秀息女ガラシャ夫人)により1601(慶長6)年建立

高桐院への入口

高桐院表門前(夏撮影)

表門から鍵の手に唐門を望む自然石の敷石道の参道    高桐院 唐門

表門を入って右
唐門に向かってまっすぐにのびる新緑のもとの自然石による
敷石道
風情ある美しい参道・・・きっと四季折々その美しさを感じさせてくれることでしょう

客殿南庭 高桐院 客殿 茶室 松向軒 畳敷きの廊下
客殿南庭   高桐院『客殿』   茶室 『松向軒』   趣きある畳敷きの廊下
    南庭は,江戸初期の造園で楓樹を主とした野趣あふれる庭
松向軒は茶室には珍しい黒壁が瞑想の場の趣

龍 源 院

龍源院 方丈額

大徳寺中 最も古い寺
名称は,大徳寺山号『龍宝山』の『龍』と
今日の臨済禅で唯一存続する松源一脈の『源』の両字よりなるという
1502(文亀2)年,能登領主畠山義元,九州都総督大友義長らが創建

書院南軒先 こだてい(阿吽の石庭)    書院

拝観入り口入ってすぐの書院 南軒先『こだてい』(阿吽の石庭)
右と左の基礎石は聚楽第のものと伝えられる

日本最小の石庭 東滴壺(とうてきこ)    方丈南庭 一枝坦(いっしだん)

枯 山 水

方丈東の壺庭 
『東滴壺』(とうてきこ) と 方丈南庭 『一枝坦』(いっしだん)
『東滴壺』は
日本最小の石庭
『一枝坦』は中央やや右の石組が蓬莱山を表し
右隅の石組が鶴島,左の円い苔山が亀島 そして白砂は大海原を表す

方丈内 襖絵 竜の図 方丈北庭 竜吟庭
方丈内襖絵『竜の図』 方丈北庭『竜吟庭』
相阿弥作と伝えられ,杉苔は洋々と果てしない大海原をあらわし,石組みは陸地を表す
中央に高く突出する岩が須弥山
(仏説に,この世界は九つの山,八つの海からなっており,その中心を須弥山という)
真実の自己本来の姿,誰もが本来そなえもつ超絶的人格,悟りの極致を表現するという

ほ〜んと 久しぶりに枯山水をはじめとする庭を
ゆ〜っくり ゆ〜ったり感じ 楽しむことができました

5月に訪れた時は,な〜ぜか教科書級?有名枯山水擁す大仙院拝観せず
(大仙院拝観で聚楽第遺構と伝えられる国宝唐門も見れたのに〜)

まさに夏!の日差しでしたが,縁側や畳の上に腰をおろすと
ひんやりと涼しい風が心地よく
とてもゆったりとした心豊かな空間と時を味わうことができました

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