ペルチェ温度制御基板T

   加熱と冷却を行う大電流ペルチェ素子をアナログ制御で駆動するATC温度制御基板です。 ペルチェ素子の駆動はフルブリッジ回路を採用していますので単電源で駆動することができます。 独自のアナログリニア制御ですのでPWM駆動のようなノイズを発生することがありませんが 設定温度に達するまでは大きな電力を必要とします。 温度設定は可変抵抗(VR)で設定します。回路定数の変更によりサーミスタは任意の抵抗を使用することができます。 外付けトランジスタ(NPN/PNP)を取り付けることにより大きなペルチェ電流に対応することができます。 制御方式は高精度のPI制御方式を採用しております。温度安定度は0.01℃以下を実現しています。温度設定は 基板上のVRで可変できます。(0V〜5Vの電圧設定で0℃〜50℃の温度設定が可能です:10℃/V) 部品は表面実装部品は使用しておりませんので簡単に実装することができます。
回路図はこちらをご参照下さい。 TCONT221122.pdf



基板の外観

主な仕様
仕様
温度制御方式 : アナログ高精度PI制御方式
ペルチェ駆動方式 : フルブリッジ駆動方式
温度制御範囲 : -10℃〜+60℃(範囲拡大可能)
温度設定方法 : 基板上の可変抵抗(VR)にて設定
加熱/冷却電流 : 0〜5A(外付トランジスタによる)
使用サーミスタ : 10KΩ/25℃ NTCサーミスタを推奨
電源電圧 単電源 +10V(標準)〜+15V
基板寸法 70mm×70mm(2層基板)